神田宜宏農林水産省農村振興局農村政策部長

2025年4月17日・第217回国会 参議院 環境委員会 第6号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 59 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 207 発言)

お答えいたします。

鹿やイノシシなど野生鳥獣による農作物被害が深刻な中、農林水産省におきましては、農作物被害の防止対策を推進してございますが、捕獲した鳥獣をジビエとして有効活用する取組も重要と考えております。

捕獲鳥獣のジビエ利用量は、先ほど委員から御紹介もありましたが、平成二十八年度の千二百八十三トンから令和五年度には二千七百二十九トンと約二倍に増加をしておりまして、先般閣議決定をされました食料・農業・農村基本計画におきましても、二〇三〇年のKPIとしてジビエ利用量四千トンを掲げ、ジビエ利用の拡大を進めていくこととしております。

ジビエ利用のうちペットフード利用につきましては、令和五年度の利用量が八百六十六トンと、ジビエ利用量全体の約三割を占めていることに加えまして、食用には利用しにくい部位を有効活用できることから、食肉処理施設の廃棄コストの削減にもつながる取組であると考えております。

ジビエのペットフード利用を推進するため、農林水産省におきましては、鳥獣被害防止総合対策交付金におきましてペットフードの加工製造設備の整備や商品開発等への支援を行うほか、食肉処理施設向けにペットフード製造のためのマニュアルを作成し、周知を行ってきたところでございます。また、ペットフード原料の供給元が多様化している状況を踏まえまして、ジビエペットフードの原料供給から製造、流通に至るまでの品質確保が図られるよう、ガイドライン等の策定に取り組んでいくこととしております。

これらの取組を通じまして、ジビエのペットフード利用の拡大を推進してまいりたいと考えております。

前後のやりとり

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