現在もやっているということです。
百二十三、百二十四ページでは、突撃という戦法が残っているから銃剣道も残る、銃剣道が続けられているから突撃の是非が見直されず、新しい戦法も開発されないままなのだとも言えますと指摘されています。百二十四ページから百二十七ページでは、現在の戦闘の在り方と、これに対応した訓練が陸自で行われていないこと、銃剣道と銃剣突撃訓練が有害であることについて書かれています。
私は、防衛力の抜本的強化に反対する立場なのであえて読み上げませんけれども、皆さんには読むことをお勧めします。皆さんが防衛力の強化をしたいのであれば、なすべきは防衛省の改革であることが分かると思います。防衛省の改革なしには、幾ら防衛費を増額しても、等松防衛大学校教授の言う組織の構造的欠陥の維持、拡大、あるいは安保村の権益の拡大にはなっても、防衛力の抜本的強化には到底つながりません。防衛費増より前に、銃剣道を過度に重視してきた陸自の組織文化に切り込み、日露戦争時から進歩していないような訓練を改善すべきは当然です。
同じように考えている方はいるかと、銃剣道のキーワードで令和に入って以降の会議録と質問主意書を検索してみました。私と同じような趣旨で質問しているのは、お配りした資料一の二の原口一博衆議院議員のみでした。正規の訓練の中で、優先度が低いカリキュラムの一つとして銃剣道を残すのはいいでしょう。勤務時間外に心身の鍛錬のため銃剣道の練習や競技会をするのもいいとは思います。しかし、原口議員の問い四にあるように、勤務時間中に銃剣道の競技会の練習をさせることは全廃した上、今後、このようなことをした部隊長は人事評価上不利になるようにすることは当然だと思います。問い三にあるように、部隊長の人事評価においてその部隊の競技会における銃剣道の成績が考慮されることはいかなる形でもあってはなりません。
陸自出身の中谷大臣がリーダーシップを発揮して、そのような扱いに変更すべきではないですか。中谷大臣に伺います。
145
山添拓(共産)
私は、わざわざ三十年とこれまでしていたものを四十年にして費用対効果を良く見せようとしているのではと、これは疑ってしまいますね。どのみち長く使っていれば、陳腐化した、老朽化したと言って更新を主張されるだろうと思います。四十年使うなどと言って高コストを粉飾するような、こういうやり方はやっぱりやめるべきだと、もうきっぱり断念すべきだということを重ねて申し上げまして、質問を終わります。
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146
高良鉄美政府参考人など
沖縄の風の高良鉄美です。
今日、五月十五日ということですけれども、何の日か御存じでしょうか、一番最初に言われましたけれども。五十三年前の今日は、沖縄の政権が米国から日本に返還された本土復帰の日です。沖縄への地位協定の適用はこの五月十五日です。
そして、この五月十五日に、五十三年前、五・一五メモというのがありまして、その中に、米国が沖縄県内でやる演習ですね、これを日米間の合意でやった、非公開のものです。沖縄県民はこのことを一切知らされず、突然米軍のパラシュート降下訓練が始まったことに驚きと衝撃を受けました。県民は、アメリカだけではなくて、日本政府に対し…
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147青青木健至防衛省人事教育局長
お答え申し上げます。
陸上自衛隊におきましては、使命感の育成と徳操の涵養、装備の近代化に対応する知識と技能の修得、基礎体力の錬成、これを重視をいたしまして、任務遂行のための教育訓練を行っているところでございます。
攻撃の段階の一つである突撃に関する訓練につきましては、様々な場面を想定することが必要でございます。そういったことで、例えば御指摘のようなシナリオから、各種火器の支援も得ながら行うより複雑かつ高度なシナリオまで、様々な突撃の要領を習熟、錬成させるということをしております。
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- (上の発言)
148
高良鉄美政府参考人など
現在もやっているということです。
百二十三、百二十四ページでは、突撃という戦法が残っているから銃剣道も残る、銃剣道が続けられているから突撃の是非が見直されず、新しい戦法も開発されないままなのだとも言えますと指摘されています。百二十四ページから百二十七ページでは、現在の戦闘の在り方と、これに対応した訓練が陸自で行われていないこと、銃剣道と銃剣突撃訓練が有害であることについて書かれています。
私は、防衛力の抜本的強化に反対する立場なのであえて読み上げませんけれども、皆さんには読むことをお勧めします。皆さんが防衛力の強化をしたいのであれば、なすべきは防衛省の改革であることが分かると思います。防衛省の改革なしには、幾ら防衛費を増額しても、等松防衛大学校教授の言う組織の構造的欠陥の維持、拡大、あるいは安保村の権益の拡大にはなっても、防衛力の抜本的強化には到底つながりません。防衛費増より前に、銃剣道を過度に重視してきた陸自の組織文化に切り込み、日露戦争時から進歩していないような訓練を改善すべきは当然です。
同じように考えている方はいるかと、銃剣道のキーワードで令和に入って以降の会議録と質問主意書を検索してみました。私と同じような趣旨で質問しているのは、お配りした資料一の二の原口一博衆議院議員のみでした。正規の訓練の中で、優先度が低いカリキュラムの一つとして銃剣道を残すのはいいでしょう。勤務時間外に心身の鍛錬のため銃剣道の練習や競技会をするのもいいとは思います。しかし、原口議員の問い四にあるように、勤務時間中に銃剣道の競技会の練習をさせることは全廃した上、今後、このようなことをした部隊長は人事評価上不利になるようにすることは当然だと思います。問い三にあるように、部隊長の人事評価においてその部隊の競技会における銃剣道の成績が考慮されることはいかなる形でもあってはなりません。
陸自出身の中谷大臣がリーダーシップを発揮して、そのような扱いに変更すべきではないですか。中谷大臣に伺います。
149
中谷元(自民)防衛大臣
先ほど答弁したとおり、陸上自衛隊の教育訓練におきましては、まず使命感の育成、そして知識、技能の修得、そして体力錬成を重視をしているということでございます。
この銃剣道につきましては、私も経験をいたしましたが、やはり古来、日本の武道で教える要素が多々ありまして、やっぱり心技体、また柔道や剣道と同じく、この武道を通じて自衛官が任務を達成するに必要な体力、気力、これを錬成するということにつきましては非常に効果的なものがあると思います。
しかし、過度に重視しているという御指摘は当たっておりませんで、他の種目も自衛隊の方は採用しております。おっしゃったように、…
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150
高良鉄美政府参考人など
この今の過度のという意味をこれからちょっと説明しますけれども、資料一の一、百三十二ページでは、銃剣道に限らず競技会一般の話だとは思いますけれども、おおむね次のような指摘がされています。
師団で競技会を行う場合は、選手選抜のため、連隊内競技会、大隊内競技会、中隊内競技会が行われる、競技会前には、あるいは競技によっては、一年中、選手は一日中競技会の練習を行う、千人規模の連隊では常時百人近くの隊員が一年中競技会の練習を行うことも。これは昭和、平成の時代には見慣れた光景であったと。
銃剣道にまつわる前例を時代に合わせて変えることすらできないような組織であれば…
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151青青柳肇防衛省整備計画局長
お答えいたします。
石破総理が防衛庁長官であった際の外国製のNBC装甲車の導入に関する御指摘のような説明の記録については、省内関係部局において確認作業を行いましたけれども、現時点で該当する資料は発見できておりません。
いずれにしましても、NBC偵察車の研究開発を開始したのは今から二十年前の平成十七年度のことであり、議員の御指摘のような文書が残っていないことも十分あり得るとは考えてございます。
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