現在、ODAは、民間資金フローの増大や途上国の開発ニーズの複雑化といった国際社会の環境の変化に直面してございます。加えて、国内におきましては、我が国の厳しい経済状況の中で、ODAの一層の効率化も必要となっているという状況でございます。
このようなODAを取り巻く環境の変化を受けまして、政府としましては、令和五年六月に開発協力大綱を改定し、また令和六年には、今委員から御指摘のありました有識者会議、開発のための新しい資金動員に関する有識者会議を外務大臣の下に立ち上げて、ODAのリスクテーク機能の拡充等を求める提言を受領したところでございます。
今般の改正は、これらを踏まえまして、民間資金動員の促進、国内外の課題解決を有する、課題解決力を有する主体との連携強化、柔軟で効率的なJICA財務の実現を主たる目的として改正を、今回の改正を行うものでございます。
138
古賀友一郎(自民)経済産業副大臣・内閣府副大臣
今、我が国政府としては、この物価高を上回る賃上げを実現をして、そしてその好循環、経済の好循環をつくっていこうと、こういった取組をしているさなかに起こったこういう事態でありますから、特にその中小・小規模事業者の皆さんにおかれましては、そもそもその賃上げの原資というものが大変厳しい中にあってこうして出てきた事態であるということを踏まえて、昨日も私、群馬県を訪問させていただいて、自動車部品のサプライヤーの皆さん方とも意見交換させていただきましたが、やはりこの先の見えない不安、それから、もし減産となってしまった場合のこの資金繰りであるとか雇用の維持であるとか、こ…
この発言のページ
139
榛葉賀津也(国民)
大臣、それ、役所の中でそういう会話されているのかもしれないけど、現場の中小零細企業はもっと分かりやすくメッセージが欲しいと思います。
つまりは、ガソリン税が高いんですよ。電気代も高いんですよ。今、絶対に内需をシュリンクさせては駄目だと思います。だから、手取りを増やさせる、経済を回す。そして、社会保険料も企業負担分は非常に高い。これ、ずっとやれとは言わないよ。この局面に、私は、やっぱり基礎控除を百七十八万まで上げる努力をして、所得減税させると。中小企業のガソリン代、もう半端ないですよ。やっぱりガソリン税の暫定税率を三党合意でやめると言ったんだから、今です…
この発言のページ
140
山添拓(共産)
日本共産党の山添拓です。
ミャンマーの地震被害について質疑がありました。被災者に届く支援の強化を私からも求めたいと思います。
初めに、法案について伺います。
本法案は、途上国への民間投資が直面する採算面のリスクをJICA、国際協力機構が肩代わりし、支援をするなどして、ODA、政府開発援助を経由した民間資金の動員を促進しようとするものです。本法案の基となった外務省の有識者会議は、民間では取り得ないリスクをODAで取りながら双方の連携を強化するなどとしていました。
外務省に伺います。
民間企業や投資家が成長が見込める途上国に対して投資したい、しかし…
この発言のページ
- (上の発言)
141石石月英雄外務省国際協力局長
現在、ODAは、民間資金フローの増大や途上国の開発ニーズの複雑化といった国際社会の環境の変化に直面してございます。加えて、国内におきましては、我が国の厳しい経済状況の中で、ODAの一層の効率化も必要となっているという状況でございます。
このようなODAを取り巻く環境の変化を受けまして、政府としましては、令和五年六月に開発協力大綱を改定し、また令和六年には、今委員から御指摘のありました有識者会議、開発のための新しい資金動員に関する有識者会議を外務大臣の下に立ち上げて、ODAのリスクテーク機能の拡充等を求める提言を受領したところでございます。
今般の改正は、これらを踏まえまして、民間資金動員の促進、国内外の課題解決を有する、課題解決力を有する主体との連携強化、柔軟で効率的なJICA財務の実現を主たる目的として改正を、今回の改正を行うものでございます。
142
山添拓(共産)
経済界からの要求も受けたものなんですよね。
この発言のページ
143石石月英雄外務省国際協力局長
今回の法改正につきましては、先ほど申し上げたとおり、ODAが直面する国際社会の環境変化等々に即しましてODAの費用対効果を最大化していくという観点から行うものでございますが、本法改正の検討に当たりましては、外務省として、特に改正内容に関係の深い経済界、金融業界、またNGOといったステークホルダーから意見聴取を行ったところでございます。
各団体からは、本法改正に対しておおむね好意的な意見が寄せられたと認識しております。特に開発途上国の金融面での発展、また複雑化する社会環境課題解決への貢献、こういったものへの期待が寄せられたと、また無償資金協力の迅速化につ…
この発言のページ
144
山添拓(共産)
経団連の提言書などでも、ODAの使い勝手の向上を求めるということが記されております。
私は、民間資金、否定されるものではないと思いますが、しかし、それは収益性が必然の要求となります。本来、途上国の貧困削減や社会開発の支援を目的とするODAは、収益性ではカバーできない分野や課題、そういうところでこそ求められるものだと思います。ODAに民間資金の投資リスクを軽減する役割を担わせることは、結果として利益優先の国際支援へと変容することを招きかねないと思います。
資料をお配りしていますが、日経新聞の記事で、先進国から途上国へのODA、総額は増加傾向ですが、ウク…
この発言のページ