どうも、衆議院高知二区の尾崎正直でございます。
本日は、質問の機会をいただきまして、誠にどうもありがとうございます。
私からは、南海トラフ地震対策についてお伺いをしたいと思います。
この委員会でも何度も取り上げられていますが、この三月末に、南海トラフ地震について新たな想定が示されました。
これによりますと、想定死者数は最悪の場合で約二十九・八万人と、これまでの三十三・二万人よりは減少いたしておりますが、引き続き極めて厳しい水準であります。これは、早期避難率を二〇%と設定した場合ということでもあり、また、浸水範囲が前回より三割増えているとか、高齢化を反映して避難速度をより遅めに設定したとか、そういうことも背景としているかと思いますが、いずれにしても、対策の強化が求められるということかと思います。
ただ、もう一つ注目すべきことがあると思います。これは、いわゆる災害関連死についての想定ということであります。最悪の場合は約五・二万人に至るとされていますが、これは、想定負傷者数が前回は約六十二万人とされたものが九十五万人に、避難者数も九百五十万人から千二百三十万人に増加をしている、極めて厳しい水準にあることがその背景にあるものと考えられるところであります。
全ての施策を漫然と一律で横並びで進めるのではなくて、死者数を減らすための対策に重点的に取り組むべきだと思います。新たに国が作ります南海トラフ地震防災対策推進基本計画や、都道府県、市町村等が作ります同防災対策推進計画においては、まずは、直接死、関連死を減らす対策に重点を置くべきだと思います。例えば、死者数を大幅に減らすために必要な重点施策を定めて、今後十年で確実にそれをやり切るというような形で、めり張りを利かせた対応が必要かと思いますが、この点について、大臣の御見解をお伺いいたします。
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金子恭之(自民)
この際、お諮りいたします。
本件調査のため、政府参考人として厚生労働省大臣官房審議官森真弘君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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金子恭之(自民)
御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
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124
金子恭之(自民)
次に、尾崎正直君。
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- (上の発言)
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尾崎正直(自民)
どうも、衆議院高知二区の尾崎正直でございます。
本日は、質問の機会をいただきまして、誠にどうもありがとうございます。
私からは、南海トラフ地震対策についてお伺いをしたいと思います。
この委員会でも何度も取り上げられていますが、この三月末に、南海トラフ地震について新たな想定が示されました。
これによりますと、想定死者数は最悪の場合で約二十九・八万人と、これまでの三十三・二万人よりは減少いたしておりますが、引き続き極めて厳しい水準であります。これは、早期避難率を二〇%と設定した場合ということでもあり、また、浸水範囲が前回より三割増えているとか、高齢化を反映して避難速度をより遅めに設定したとか、そういうことも背景としているかと思いますが、いずれにしても、対策の強化が求められるということかと思います。
ただ、もう一つ注目すべきことがあると思います。これは、いわゆる災害関連死についての想定ということであります。最悪の場合は約五・二万人に至るとされていますが、これは、想定負傷者数が前回は約六十二万人とされたものが九十五万人に、避難者数も九百五十万人から千二百三十万人に増加をしている、極めて厳しい水準にあることがその背景にあるものと考えられるところであります。
全ての施策を漫然と一律で横並びで進めるのではなくて、死者数を減らすための対策に重点的に取り組むべきだと思います。新たに国が作ります南海トラフ地震防災対策推進基本計画や、都道府県、市町村等が作ります同防災対策推進計画においては、まずは、直接死、関連死を減らす対策に重点を置くべきだと思います。例えば、死者数を大幅に減らすために必要な重点施策を定めて、今後十年で確実にそれをやり切るというような形で、めり張りを利かせた対応が必要かと思いますが、この点について、大臣の御見解をお伺いいたします。
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坂井学(自民)国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災・海洋政策)
今御紹介いただきました報告書を踏まえ、政府におきまして、今、南海トラフ地震防災対策推進基本計画の見直しの作業を進めているところでありますが、一人でも多くの人命を守るべきというのは委員御指摘のとおりだと思います。
そして、直接死を減らす、命を守るための対策として取りまとめた対策と、それから、災害関連死を減らす、命をつなぐために取りまとめられた対策と、着実に推進することが必要であると考えております。
このため、今回の推進計画におきましては、命を守るための対策、命をつなぐための対策について、特に重点的に取り組むものとして計画に盛り込むよう、検討を進めてまい…
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尾崎正直(自民)
そのような特に重点的に取り組む施策について、是非、取組をしっかりと進めていただきたいと思います。
そういう中で、都道府県が作る推進計画の方については、十年でしっかり取り組んでいくべきいわゆる重点施策というのを定めて対応していただくとか、そういうめり張りづけを是非お願いをしたい、党の方でもそういう提言をさせていただいておりますが、是非お願いしたいと思います。
ここから先は、取りあえず暫定的に重点施策ということで呼称させていただきたいと思いますので、お許しいただきたいと思います。
こういういわゆる重点施策でありますが、それぞれの自治体の置かれた状況によ…
この発言のページ
128高高橋謙司内閣官房防災庁設置準備室次長/内閣府政策統括官
お答えをいたします。
御指摘をいただきましたとおり、各自治体の立地や置かれた状況、それにより想定される被害も異なることから、それぞれの自治体によって、命を守るための対策や命をつなぐための対策は異なるものになると承知をしております。
各地域で策定する南海トラフ地震防災対策推進計画の実効性を高めるためにも、国と都道府県等が共同し、命を守る、命をつなぐために特に重点的に取り組むべき具体的な対策を定め、PDCAサイクルを回しながら進捗を図ることが重要であると考えておりまして、今後、具体的な方策について検討を進めてまいりたいと考えております。
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