私が御指摘したいのは、ここにカルテがあるということなんですね、残されて。本当に大臣も一度、もしかして行かれたかもしれませんが、残されたままなんです。今、それの整理を、アーカイブス化をどうしていくかという問題が関わっておりまして、私は、一般的なことと違って、そこに確かに残されたものがあるというところから出発をしていただきたいんですね。そこで権利に結びつくようにということであります。
引き続いて、同様に、この間問題にされておりますのは、幾つかの療養所で、いわゆる虹波、これが、お薬なんですけれども、ハンセン病の患者さんに効くのではないかというので、四二年、戦前から、四七年まで、いわゆる治療実験をされた。その該当する方の数は八百四十二名、分かっただけで。また、ここで新たにカルテのある方を調べていくと、もっと多くの方が被験者となっていたのではないかという事実が判明をしております。
これは、ハンセン病資料館の中で、医師や学芸員の皆さんが一生懸命、カルテや関連する日誌、日記ですね、これをたどりながら明らかにした事実であって、加えて、当時、戦時中ですね、満州において、七三一部隊と言われるところでもこの虹波の実験がちょうど同時並行で行われていた。ハルピンの方の記録は、これはみんな戦後焼かれて、ないわけです。そういうことがかいま見える記録が恵楓園の方には残っているわけです。
これは、先ほど申しました医療でもあり、社会的事象でもあり、検証すべき厚生労働行政でもあるので、厚労省が主体的に、私は、カルテの保存、検証、アーカイブス化を行っていただきたいと思います。
引き続いて、次のページに新聞記事で幾つかを出してございます。今私が簡単に申し上げて、大臣も虹波投与の検証支援を行うというふうに言ってくださっている記事が昨年の十一月三十日にございまして、その後、幾つかの事象が明らかになりましたのでつけ加えさせていただき、また、調査の着手も始まっておると聞きますが、大臣としてはどんな支援をお考えでありましょう。
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福岡資麿(自民)厚生労働大臣
それは、御指摘がありましたように、こども家庭庁と引き続き緊密に連携しながら、厚生労働省としては必要な協力というのは当然行ってまいりたいと考えています。
この発言のページ
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阿部知子(立憲)
協力と言うと主体的に思えませんが、結局、このハンセン病の問題は、国、地方自治体、そして厚生労働行政、もう全て、医療の名において、患者さんたちを隔離し人生を奪い、時には子供を持つ権利を奪ってきた。もう大きな負の歴史ですので、是非、主体的責任も自覚していただきたいと思います。
同様に、今回のこの旧優生保護法による補償の中に、これまでなかった人工妊娠中絶を受けられた方に、これは御存命でないと駄目なのですが、一時金として二百万円の支給が個々に決められました。これも同様に、現存、現在御存命な方のカルテ等々をたどれば、実は、ハンセン病施設においては、クローズである…
この発言のページ
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福岡資麿(自民)厚生労働大臣
旧優生保護法に関する業務についてはこども家庭庁が所管でございますが、国立ハンセン病療養所の入所者であったり退所者の方々については、厚生労働省が療養所を所管していることから、入所者の方々に対しては人工妊娠中絶一時金に係る手続の御案内であったりサポートを行うとともに、退所者の方についてもリーフレットの送付を行っているところでございます。
更なる周知については、議連の中でも、やはり御家族の方で御存じじゃない方もいらっしゃったりする中で、そこをどう扱うという様々な御議論があったというふうに承知しています。
今後、この具体的な実施方法につきましては、今こども家…
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- (上の発言)
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阿部知子(立憲)
私が御指摘したいのは、ここにカルテがあるということなんですね、残されて。本当に大臣も一度、もしかして行かれたかもしれませんが、残されたままなんです。今、それの整理を、アーカイブス化をどうしていくかという問題が関わっておりまして、私は、一般的なことと違って、そこに確かに残されたものがあるというところから出発をしていただきたいんですね。そこで権利に結びつくようにということであります。
引き続いて、同様に、この間問題にされておりますのは、幾つかの療養所で、いわゆる虹波、これが、お薬なんですけれども、ハンセン病の患者さんに効くのではないかというので、四二年、戦前から、四七年まで、いわゆる治療実験をされた。その該当する方の数は八百四十二名、分かっただけで。また、ここで新たにカルテのある方を調べていくと、もっと多くの方が被験者となっていたのではないかという事実が判明をしております。
これは、ハンセン病資料館の中で、医師や学芸員の皆さんが一生懸命、カルテや関連する日誌、日記ですね、これをたどりながら明らかにした事実であって、加えて、当時、戦時中ですね、満州において、七三一部隊と言われるところでもこの虹波の実験がちょうど同時並行で行われていた。ハルピンの方の記録は、これはみんな戦後焼かれて、ないわけです。そういうことがかいま見える記録が恵楓園の方には残っているわけです。
これは、先ほど申しました医療でもあり、社会的事象でもあり、検証すべき厚生労働行政でもあるので、厚労省が主体的に、私は、カルテの保存、検証、アーカイブス化を行っていただきたいと思います。
引き続いて、次のページに新聞記事で幾つかを出してございます。今私が簡単に申し上げて、大臣も虹波投与の検証支援を行うというふうに言ってくださっている記事が昨年の十一月三十日にございまして、その後、幾つかの事象が明らかになりましたのでつけ加えさせていただき、また、調査の着手も始まっておると聞きますが、大臣としてはどんな支援をお考えでありましょう。
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福岡資麿(自民)厚生労働大臣
戦中戦後、菊池恵楓園において入所者たちに対して行われていた虹波の臨床試験につきましては、入所者自治会の御要請も踏まえまして、令和四年より同園において調査が開始され、令和六年六月に中間報告書が取りまとめられたところでございます。
現在、この菊池恵楓園におかれて、更に虹波投与の実態を明らかにするため、当時の入所者のカルテ等の資料の確認も含め、引き続き調査が行われているというふうに承知しています。
検証につきましては、この菊池恵楓園の調査の結果も踏まえながら検討を進める必要があると考えておりまして、自治会などの関係者の方々の御意向を確認しながら丁寧に進めて…
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阿部知子(立憲)
もちろん自治会の皆さんも、いわゆる人体実験ではないかという指摘がある中で調査を求められていると思うんです。同時に、そこに勤務されている医師たちは、今日の新聞記事にもつけましたが、境先生を始めとして、やはり人権の観点からこれを明らかにしたいということを望んでおられます。学芸員のお力もかりたいと。
さて、言うはやすく、行うにはお金と人手が要るわけです。それについて、例えば厚生労働省はどのような御準備があるのか。今までの仕事もやりながら、負荷も加わるわけです。その辺りを大臣としてはどうお考えであるかを私は伺いたいです。
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176森森光敬子厚生労働省医政局長
お答えさせていただきます。
議員御指摘の支援の内容というところになりますが、厚生労働省本省におきまして、菊池恵楓園に対しまして、今般の調査で必要な職員によるカルテの抽出ですとか、調査による損傷の防止、それから今後の保存を念頭に対象文書の電子化、これに必要な予算を計上しております。
以上です。
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