石破茂 (自由民主党)内閣総理大臣

2025年3月3日・第217回国会 衆議院 予算委員会 第18号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 21 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 389 発言)

委員のおっしゃるとおりだと思っております。

無償化、つまり、高等教育は義務教育ではございませんが、今九九%の方が高校へ進学されるという状況を考えますと、やはり高等学校の教育というものは国民全体の負担で賄うべきものである、家の経済状況にかかわらず、望むところに、学力があれば行けるべきだというのは一つの考え方だと思っております。

また、いろいろな御議論がございますが、私、高等学校の教育の質というものは本当に何が問われるべきなのかという議論が、これから先の三党の議論も踏まえまして、国会全体で御議論いただくべきものだと思っております。

私、自分の経験に照らしまして、高等学校から急に勉強が難しくなったという覚えがございます。それが、単に高校を卒業したという卒業証書をもらうためではなくて、本当に高校三年間で何をどれだけ学んだのかということ、仮に大学に進学をするという希望がある場合に、高校の勉強がどれだけ大学の高いレベルの教育に役に立つものか、そういうことが私は大事なのではないかと思っております。

ある高等学校があって、すごく建学の精神がすばらしくて、教育の内容も高いんだけれども、お金がないので行けないなという人が出てはいけないんだろうと思っております。そういう家庭をなくすということと、教育の質。

そしてまた、今文科大臣からお答えいたしましたように、農業高校あるいは林業高校、水産高校、そういうところの、今、そこを出たから農業、林業、漁業に就業されるかというと、そこは必ずしもそうではない。そこにおいてもっとふさわしい教育ができるように、これは公教育が担う部分が非常に大きいんだろうと思っております。

全体的に、量と同時に質を高める。国家にとって、そして世界にとって有為な人材、単にお勉強だけできればいいわけではございませんので、そういうものの質ということをあえて申し上げるとするならば、その点についての更なる御議論を賜りたいし、政府としてもよく考えてまいりたいと思っておるところでございます。

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