田尻貴裕経済産業省大臣官房審議官

2025年2月13日・第217回国会 衆議院 予算委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 123 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 174 発言)

お答え申し上げます。

日本の産業構造の高度化には生成AIなどを活用したデジタルトランスフォーメーションが必要不可欠であり、また、それを支えるデータセンターを国内で整備するということも重要と考えてございます。

こうしたデータセンターを運営する事業者は、やはり脱炭素電源による稼働というのを求められるのが世界的な潮流となってございます。実際に、米国では、系統整備のコストも踏まえまして、原子力発電所近傍にデータセンターを立地するというような動きもございます。

その一方で、委員御指摘がございましたとおり、データセンターの立地には、電力以外の要素、例えばデータ処理に関する需要であったりとか、通信ネットワーク、産業用水等々の多様な考慮要素がございまして、これらの要素が必ずしも脱炭素電源が豊富な地域に存在するとは限らないということもあろうかというふうに考えてございます。

したがいまして、現在検討中のGX二〇四〇ビジョン案におきましては、こういった状況を踏まえまして、脱炭素電源の立地自治体にも裨益をするような形で、原子力発電所を含む脱炭素電源の近傍へデータセンターの立地を促進するための方策を、具体化を進めるという方針を示しているところでございます。

加えまして、委員御指摘がございましたとおり、脱炭素電源は地域に偏在をしているということを踏まえますと、こうした動きは地方経済の裨益にもつながるということも重要かと思ってございますので、この政策の具体化に向けまして、今後検討を加速化させていただきたいというふうに考えているところでございます。

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