野原諭経済産業省商務情報政策局長

2025年2月13日・第217回国会 衆議院 予算委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 113 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 174 発言)

お答え申し上げます。

ラピダスプロジェクトの成功に向けましては、主に三つ、委員の御指摘によると四つ課題があるということになりますが、三つにまとめますと、量産技術の確立、それから顧客の獲得、資金調達、この三つであるというふうに考えております。

量産技術の開発は、アメリカのIBM、それからベルギーのimecなど、海外のトップ機関等と連携して進めております。昨年十月には、外部有識者から、これまでの開発は、その時点でですね、順調に進んでいるというふうな評価を受けております。

今後焦点になってくるのは、委員御指摘の量産に向けた歩留りの改善でございます。ラピダスのビジネスモデルの特徴である一枚ずつ処理する枚葉式、短納期の製造プロセスを通じまして、収集できるデータ量が多くなりますので、そのデータ量が多いことを活用して歩留りの改善のラーニングカーブを速くするということを目指して取り組んでいくということになります。

それから、二点目、顧客獲得につきましては、アメリカのIBMがAI半導体の製造委託先にラピダスを活用すると公表しておりますけれども、他の北米の新興企業との連携も進んでおります。国内におきましても、ラピダスとプリファードネットワークス、さくらインターネットとの間でAI計算基盤の構築に向けた提携を発表するなど、着実な進展が見られております。

三点目、資金調達でございますが、民間からの資金調達の円滑化等を念頭に、政府機関からの出資、債務保証といった金融支援を可能とするための法案、それから、七年間で十兆円のAI、半導体投資のフレームを執行可能にする法案を今国会に提出したところでございます。

経済産業省としては、外部の専門家の意見も踏まえつつ、適切なマイルストーンを設定し、その達成状況等を確認し、説明責任を果たしながら全力で取り組んでまいりたいと考えております。

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