ありがとうございます。
今おっしゃったこともそうですし、また、この会場の方々も、当事者団体の方たちから具体的な声はたくさん聞かれていることと思います。ですから、私からはあえては申し上げませんが、いずれも、受診の抑制や治療の継続の断念といったことに直接つながるものばかりであります。
私、四十代の女性ですが、周りには乳がんや子宮がんの友人もたくさんおります。この制度があるから子供の成長を見ることができていると言っています。小さな子供を持つ世代にとって自分の命以上にこだわるのは、まだ幼い我が子を残しては逝けないという親としての思いであります。
私自身も、大学生のときに四十七歳で母を亡くしました。小学生のときに発病して、急性肝炎から慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんと進行していく間、私と父はあらゆる治療にすがりました。他のぜいたくを諦めて、何とか進行を止めたい、治してあげたいと、我が家の家計を治療費に全振りいたしました。この制度の利用者というのは、みんなそうやって必死になって生きている人たちだということを、是非とも、私、共感する立場としては、今後議論の際には、常に彼ら、彼女らの存在というものを大臣の頭の真ん中に置いて進めていただきたいなということをお願いしたいと思います。
一方で、どのように皆保険を維持していくのかということは、確かに大きな問題であります。これは、国民も、医療保険制度が今のままでは続かないということはもうみんな分かっていて、改革が避けられないということも国民もみんな分かっていることであります。
じゃ、なぜ今回こんなふうに反発があるのかといえば、やはり、もっとほかにできることがあるんじゃないかという不満が国民の気持ちの中に広くあるからではないかなと思っています。生活保護受給者の過剰受診の実態があったり、外国からの短期滞在者による医療費の不正利用があったり、そういった報道に我々触れておりますから、そのような不公正な状況があるのであれば、適正な負担あるいは公正性、そういったことを徹底していく必要があるのではないかと考えています。
適正な負担の在り方について、余り論点を広げるべきではないので、先ほど大臣も少し触れられました、年齢によるものではない応能負担についての考えを伺いたいと思います。
我々国民民主党は、年齢ではなく能力に応じた窓口負担ということを公約に掲げております。現役並みの所得がある後期高齢者の皆さん、これには、就労所得に限らず、金融所得や資産も加えて、それらが現役並みである方の負担を三割にして、世代間の支え合いに加えて、世代内での支え合い機能と公平性を高めようとするものですが、そうした後期高齢者の応能負担体制を取ることに対する所見を伺います。
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福岡資麿(自民)厚生労働大臣
昨日、患者団体の皆様方と直接お会いさせていただきました。多くの署名とともに、大変重い切実な声の数々をいただいたというふうに感じております。
そして、その率直な御意見の中から、特に、長期にわたって治療を余儀なくされておられる方々にとって今回の見直し案は大変厳しく感じているといった声であったり、また、多数回該当の限度額については引上げを行うべきではないといった御意見であったり、また、毎月のように治療を受けておられる方でなく一度に高額な薬剤の数か月分のお薬の処方を受けていらっしゃる方、そういった方もちゃんと御負担を考えた配慮がなされるべきだなど、様々な御意見…
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岡野純子(国民)
ありがとうございます。
今大臣おっしゃいましたように、これは、医療制度をどう持続可能にしていくのか、現役世代の負担を減らして、医療費を抑制するにはどうすればいいのかという、そういった話の延長に出てきたものであります。ほかでもない命に直結する内容ですから、改革には国民の納得感というものが必須だと私は考えます。
今回、この高額療養費の負担引上げ案についての、医療改革の全体像の中における位置づけというものが見えにくいように思っています。位置づけや改革の順序を明確にし、制度を変えるときには、これに限ったことではありませんが、それぞれに当事者がいるわけですから…
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107
福岡資麿(自民)厚生労働大臣
今後、二〇四〇年頃には高齢者の人口がピークを迎える一方で、生産年齢人口はこれからの二十年で二割以上減少するということが見込まれる中で、社会保障制度を次世代にしっかり引き継いでいくためには、今おっしゃったように、様々な改革に取り組んでいく必要があると感じています。
そのため、政府としましては、年齢にかかわらず適切に支え合うことを目指す全世代型社会保障の理念にのっとりまして、一昨年末に取りまとめられました改革工程に沿って、様々な項目がございますが、その項目を、二〇二八年度までに順次検討に着手することとしております。
この改革工程には、医療保険制度を始め様…
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- (上の発言)
108
岡野純子(国民)
ありがとうございます。
今おっしゃったこともそうですし、また、この会場の方々も、当事者団体の方たちから具体的な声はたくさん聞かれていることと思います。ですから、私からはあえては申し上げませんが、いずれも、受診の抑制や治療の継続の断念といったことに直接つながるものばかりであります。
私、四十代の女性ですが、周りには乳がんや子宮がんの友人もたくさんおります。この制度があるから子供の成長を見ることができていると言っています。小さな子供を持つ世代にとって自分の命以上にこだわるのは、まだ幼い我が子を残しては逝けないという親としての思いであります。
私自身も、大学生のときに四十七歳で母を亡くしました。小学生のときに発病して、急性肝炎から慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんと進行していく間、私と父はあらゆる治療にすがりました。他のぜいたくを諦めて、何とか進行を止めたい、治してあげたいと、我が家の家計を治療費に全振りいたしました。この制度の利用者というのは、みんなそうやって必死になって生きている人たちだということを、是非とも、私、共感する立場としては、今後議論の際には、常に彼ら、彼女らの存在というものを大臣の頭の真ん中に置いて進めていただきたいなということをお願いしたいと思います。
一方で、どのように皆保険を維持していくのかということは、確かに大きな問題であります。これは、国民も、医療保険制度が今のままでは続かないということはもうみんな分かっていて、改革が避けられないということも国民もみんな分かっていることであります。
じゃ、なぜ今回こんなふうに反発があるのかといえば、やはり、もっとほかにできることがあるんじゃないかという不満が国民の気持ちの中に広くあるからではないかなと思っています。生活保護受給者の過剰受診の実態があったり、外国からの短期滞在者による医療費の不正利用があったり、そういった報道に我々触れておりますから、そのような不公正な状況があるのであれば、適正な負担あるいは公正性、そういったことを徹底していく必要があるのではないかと考えています。
適正な負担の在り方について、余り論点を広げるべきではないので、先ほど大臣も少し触れられました、年齢によるものではない応能負担についての考えを伺いたいと思います。
我々国民民主党は、年齢ではなく能力に応じた窓口負担ということを公約に掲げております。現役並みの所得がある後期高齢者の皆さん、これには、就労所得に限らず、金融所得や資産も加えて、それらが現役並みである方の負担を三割にして、世代間の支え合いに加えて、世代内での支え合い機能と公平性を高めようとするものですが、そうした後期高齢者の応能負担体制を取ることに対する所見を伺います。
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福岡資麿(自民)厚生労働大臣
先ほども申しましたように、様々な改革工程に載っているものについては、これをやるからこれをやらないというものではなく、全てをしっかり検証していくということが必要だというふうに考えています。
その上で、高額療養費については改革工程にも掲げられた取組の一つでありまして、大切なセーフティーネットである高額療養費制度を将来にわたって維持していくために行うものです。
一方で、御指摘ありました、負担能力に応じた負担の観点から、高齢者の方々の窓口の三割負担の判断基準の見直しを含めまして、様々な取組についても検討していく必要があるというふうに考えておりまして、こちらに…
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岡野純子(国民)
今私がこの点に触れたのは、やはり今ある、特に若年層の中にある不公平感というもの、これをなくしていけるような、そういった全体議論として進めていただきたいということを要望いたしまして、次に進んでまいります。
半導体投資について伺います。
半導体が世界的に供給不足な状況の中、半導体の国内供給能力の強化は我が国経済の発展に不可欠であると考えます。電子情報技術産業協会、JEITAは、最後にして最大のチャンスだという声明を出しました。ラピダスが成功しなければ、日本の半導体産業に復活の目はなく、反対に、本当に二ナノという最先端の半導体チップを作ることができれば、一…
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武藤容治(自民)経済産業大臣・内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)
岡野委員にお答えをさせていただきます。
半導体の中でも、ラピダスが量産を目指す次世代半導体、これはまさに、DX、GXなど産業構造が、大きくパラダイムシフトが今起きている中で、生成AIや自動運転等に不可欠な半導体であります。経済安全保障上も重要であり、グローバルの需要も特に大きく増大するというふうに見込まれております。
このように、今後の経済、産業、生活に不可欠となる半導体を他国に依存して購入しなければ生きていけない国になるのか、あるいは、日本の中でこれを生産することによって国内に富を生み、世界にも貢献できるようになるのか、まさに今その分岐点に立ってい…
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