小山定明法務省矯正局長

2025年4月23日・第217回国会 衆議院 法務委員会 第12号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 31 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 199 発言)

回復共同体、TCプログラムは、島根あさひ社会復帰促進センターの居室棟の構造を生かしまして、民間事業者が招聘いたしました外部の専門家による指導を設けるなどいたしまして、民間の創意工夫を取り入れたものでございます。

プログラムの対象者は、受講を希望する同センターの受刑者の中から、集団生活をすることが可能な者など一定の要件を満たした者を対象といたしまして、対象者を十五名から二十名の二つのグループに分けまして、三か月を一クールといたしまして、それを二クール、計六か月実施しております。また、一クール中には、一回九十分、計三十四回のグループワークを実施しております。

グループワークでは、自己の犯罪はもとより、様々なテーマにつきまして自己の経験や体験を振り返りますほか、自己の感情の変化などにつきまして受刑者が考え、語ることで、自分や周囲に対する理解や洞察を深め、集団生活への適応力の向上を図っております。

グループワーク自体は、薬物離脱や性犯罪防止指導といった特別改善指導等でも同様に行われているものでございますが、回復共同体、TCプログラムでは、その期間中、グループワーク以外の時間においても、グループが同じ居室棟の中で生活することで、日常生活における他者とのコミュニケーションを通じて、受刑者が社会の中で生きる個人としての責任を果たすための考え方や行動の仕方を互いに学び合うことが期待されているものでございます。

前後のやりとり

27の発言を見る

35の発言を見る