堀田龍也東京学芸大学教職大学院教授

2025年6月13日・第217回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 54 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 76 発言)

御質問ありがとうございます。

生成AIについては、この二年ほどでかなり急速に発展しておりまして、社会への普及も物すごい勢いで進んでおりまして、民間企業ではこれを使わずに何かをするということがもはや難しくなってきているところです。学校でも、文部科学省が生成AIの活用について一部の学校に研究指定しまして、その学校においては積極的に、子供たちに使い方を教えた上でですけれども、積極的に使うということをプロモートしております。

上がってきている事例は、子供たちの相談相手として、相談相手というのは、生活の相談というよりも、自分の作ったレポートを、これをどう思うかということを生成AIに聞いて、生成AIが、ここのところが論点が弱いんじゃないかということを指摘してくれ、それを基に自分のレポートを直していくような、そういうことですね。英語でいうとコミュニケーションの壁打ちの相手みたいなことをしてもらうような、そういう使い方をしていることが多いと思います。

これらも、使っていっているうちに、だんだんどういう使い方が子供たちに適しているかということを先生も子供たちも分かっていくという部分がありますので、現在はパイロット的な実践ですけれども、これを基に、このように用いるとよいという一種のガイドラインみたいなことを出していくことが大事かと思います。

また、学習指導要領においても、この生成AIなるものの仕組みがどのようなメカニズムなのかということ、これは恐らく中学生以上じゃないと正確には分からないと思いますけれども、こういう技術の発展が速いものをしっかりと教育課程内に位置づけて、そのことを教えた上で、だから私たちはこのように使っていく必要があるということを、適切な利用の仕方ということで教えていく。このことが、今までは何となく生活の体験の中で済んでいたものを、これからの時代は教育の内容としてしっかりと中高には位置づけていくことが必要であると私は考えております。

以上です。

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