無藤隆白梅学園大学名誉教授

2025年6月13日・第217回国会 衆議院 文部科学委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 14 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 76 発言)

無藤でございます。

日本の幼児教育の発祥というのは、先ほどの意見陳述で申し上げたように、明治の初めから、まずは幼稚園からスタートいたしました。その後、保育所、この数十年で認定こども園が入りましたけれども、日本の幼児教育の、特に教育としての質を確保するという意味においては、幼稚園が先導してきたし、そして、今も幼稚園がその先導を担っていると思います。

それは幼稚園の特色によるわけであります。幼稚園は、基本的には、標準時間、保育時間が四時間程度、これは幅がもちろんありますけれども、それ以外の時間において、片づけをしたり等々の中に、保育の準備、また保育の見直しということを幼稚園の先生方は毎日のように行っている。これが、保育所ではなかなか難しいけれども、幼稚園の特色になるわけであります。

そういう意味で、幼稚園というものが、幼児教育の質を高めていく上で、非常に重要な働きを担っていると認識しております。

ちなみに、幼稚園というのは公立と私立とございますけれども、先ほどの子ども・子育て支援制度の中に組み込まれるものは、公立幼稚園はそこに入ります。そして、私立幼稚園は、その半分近くはその制度の中にあり、そして残りの半分近くがいわゆる私学補助を得るという形で制度の外側に位置しておりますけれども、中身としては、相互に協力しながら、同じ形を取る。ただ、補助の仕組みが若干違うということでありますが、共に幼稚園として頑張っているというふうに理解し、今後ともそうあってほしいと私も考えております。

以上です。

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