大変難しい御質問でございまして、なかなかお答えしにくいわけでありますけれども、まず一つ目の、新しい需要の流れ、あるいはこれからの日本にとって必要な食品という意味では、やはり私は、ニュートリション、いわゆる栄養的な価値をしっかり商品に込めていくということが極めて大事なことになるのではないかなと思います。
もちろん、おいしさであるとかフレッシュさであるとか、そういう食品の持っている機能もあります。ただ、高齢化が進んでいく社会であるということについてはもう間違いのない事実でありますので、そういった意味で、例えばフレイルであるとか様々な新しい病態が高齢化によって生まれているという実態に対して貢献できるような、食で貢献できる、もちろん薬や器具や様々な貢献の方法はあるんだろうと思いますが、私は、日本人はやはり、食べることで健康になるという考え方を小さいときから植え付けられてきたのではないかなというふうに思います。
そういった意味で、栄養的な価値をしっかりそれぞれの商品に込めていくということは、基本的な機能として極めて重要ではないかなというふうに思います。
それから、二つ目の御質問は、食品産業については、もちろん大手と中小と様々な役割分担があるわけでありますけれども、私は常に、じゃ、大手はずっと大手であり続けるのかといったらそんなことはないわけですね。中堅、中小の皆さんもやはり新しい市場をつくることによって大きなメーカーになっていったり、新陳代謝というのは日本の中でもしっかり起こっております。
そういう意味で、そうした新しい食品あるいは新しい健康価値を持った商品というのはこれからも恐らく日本のマーケットの中には生まれてくる、また、それを生み出せるような努力を我々食品事業者は行っていかなければならないというふうに考えております。
以上です。
65川川村和夫明治ホールディングス株式会社代表取締役社長CEO/一般財団法人食品産業センター副会長
おっしゃるとおりだろうと思います。
コスパについては、我々事業者としても、常に消費者の受け止め方ということを考慮しながら価格決定をしているという状況だろうというふうに思います。決して、コストをそのまま転嫁し、それで満足しているという環境ではない。我々の事業そのものも、基本的には消費者の皆様からの御支援がなければ成り立たない事業でありますので、その点についてはどの事業者についても一番留意をしている項目ではないかなというふうに思います。
ただ、食品につきましても、そうはいいながらも、やはり常に新しい価値を求めるという流れも当然ございます。ですから、ここに…
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66及及川智正株式会社農業総合研究所代表取締役会長CEO
ありがとうございます。
私もコスパ大好きです。大好きですが、コスパを高らかに皆さんが言ったせいでデフレになったんじゃないのかなとも思っているんですよね。デフレになって人件費が安くなって、悪循環になったのではないのかなと。なので、いいところもあれば悪いこともあったんじゃないのかなと思っております。今、コスパはちょっと古い言葉になっていて、今はタイパじゃないのかなと思うんですけれども、食品、農産物流通でいうと、このタイパというのは非常に今ホットなキーワードでございます。
何かというと、皆さん御存じのとおり、スーパーマーケットに行くと、今、カット野菜、簡便…
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67許許斐亮太郎(国民)
皆様の御知見、ありがとうございます。
最後の質問です。付加価値のある商品を消費者に届けるという観点で、川村参考人にお伺いしたいと思います。
私は、大学四年生のときは農学部でヨーグルトの研究をしていました。ラクトバチルス・ブルガリカスのプロテアーゼ活性という論文を書いたことを思い出しています。もう三十年ほど前のことなのでちょっとなかなかうろ覚えですけれども、細菌を分離して、培養して、スクリーニングして、様々な検査を行っていました。食味検査でおなかを壊したこともあります。そういった研究をこつこつこつこつ重ねてきて、今ようやく機能性食品として市場に出て花開…
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- (上の発言)
68川川村和夫明治ホールディングス株式会社代表取締役社長CEO/一般財団法人食品産業センター副会長
大変難しい御質問でございまして、なかなかお答えしにくいわけでありますけれども、まず一つ目の、新しい需要の流れ、あるいはこれからの日本にとって必要な食品という意味では、やはり私は、ニュートリション、いわゆる栄養的な価値をしっかり商品に込めていくということが極めて大事なことになるのではないかなと思います。
もちろん、おいしさであるとかフレッシュさであるとか、そういう食品の持っている機能もあります。ただ、高齢化が進んでいく社会であるということについてはもう間違いのない事実でありますので、そういった意味で、例えばフレイルであるとか様々な新しい病態が高齢化によって生まれているという実態に対して貢献できるような、食で貢献できる、もちろん薬や器具や様々な貢献の方法はあるんだろうと思いますが、私は、日本人はやはり、食べることで健康になるという考え方を小さいときから植え付けられてきたのではないかなというふうに思います。
そういった意味で、栄養的な価値をしっかりそれぞれの商品に込めていくということは、基本的な機能として極めて重要ではないかなというふうに思います。
それから、二つ目の御質問は、食品産業については、もちろん大手と中小と様々な役割分担があるわけでありますけれども、私は常に、じゃ、大手はずっと大手であり続けるのかといったらそんなことはないわけですね。中堅、中小の皆さんもやはり新しい市場をつくることによって大きなメーカーになっていったり、新陳代謝というのは日本の中でもしっかり起こっております。
そういう意味で、そうした新しい食品あるいは新しい健康価値を持った商品というのはこれからも恐らく日本のマーケットの中には生まれてくる、また、それを生み出せるような努力を我々食品事業者は行っていかなければならないというふうに考えております。
以上です。
69許許斐亮太郎(国民)
ありがとうございます。
食料を自給するためには、農業も当然ですが、製造業も作る能力を維持することが重要だと思います。
質問を終わらせていただきます。参考人の皆様、ありがとうございました。
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御法川信英(自民)
次に、角田秀穂君。
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角田秀穂(公明)
公明党の角田秀穂でございます。
参考人の皆様には、朝早くから御出席をいただきまして貴重な御意見をいただきまして、改めて感謝を申し上げたいと思います。その上で、幾つかお考えを伺わせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
生産から加工、流通、消費までの関係者が同じテーブルを囲んで議論をするという、今まではなかった試みの中からまとめ上げられたのが、今回の食料システムの法案であろうと思います。それだけ、国内の農業生産の基盤を確保して、将来にわたって供給の安定を確保することが難しくなっている、生産者が厳しい状況に置かれているとの認識が…
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