青山豊久林野庁長官

2025年4月10日・第217回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 47 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 151 発言)

お答えいたします。

制度開始からの五年間で、制度の活用を必要とする市町村のほぼ全てにおいて取組を開始いただき、市町村には大変な御努力をいただいているところでございます。

その中で、私有人工林の二割弱に当たります約百三万ヘクタールの森林で意向調査が実施され、市町村への委託希望があった森林の約五割に当たる約十一万ヘクタールで森林整備につながる動きがあったところであり、未整備森林の解消に貢献していると考えております。

一方で、委員からも御指摘ございましたように、この制度に基づく権利設定が低位に推移しておりますのは、市町村において林務担当職員が十分に配置されていない中で、所有者不明森林や共有者が多数に上る森林など条件が悪いものも多く、関係権利者全員の同意の取付けなど権利設定のために実施すべき事務が多いことが要因と考えられております。

また、森林の所有が分散している中で、まとまった形での森林の集積がうまく進められていないという課題もございます。

今般の改正法案では、このような課題に対し、市町村の下で林業経営体や森林所有者など地域の関係者が話合いを行い、あらかじめ集積、集約化の方針や対象森林、受け手を定める集約化構想を策定する新たな仕組みを設けることとしているところでございます。

〔鈴木(貴)委員長代理退席、委員長着席〕

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