会員選考の透明性とともに、その多様性が大事だということは懇談会でも言っていました。学術会議は、一義的には審議機関ですので、その提言がやはり社会から尊重されるため、国民から納得感を持ってもらうためということで、会員構成に学術の進歩と社会の発展が自律的に反映されることが必要だ、それから、さっきと一緒ですが、客観性、透明性が高い、国民に説明できる方法で会員が選ばれること、あと、もちろんすごい優秀だということ、その三点が挙がっていました。
専門性については、それぞれ専門分野別の審査会を置いて、まさに法学だとか政治学、選んでもらうわけですけれども、その上で、学術会議が選考に先立って作る選定方針の中で、こういうことをやってもらおうと思っています。今後六年間の活動を見据えた新会員の専門分野の設定を議論してきちんとオープンに作ってもらう。もちろん、所属機関の属性とか活動地域なんかも書いていただいて構わない。そして、それぞれのそういったカテゴリーごとに、どういう人に会員として貢献してほしいか、選考基準をはっきり書いてもらう。
さらに、会員以外からも幅広く候補者の推薦を受けるような仕組み、大学ですとか学協会、国研、いろいろあると思います、産業界、そういったことも法律でお願いしているところです。
そして、そういった選定方針を作成するときには、外部の科学者から構成される選定助言委員会の意見を聞いて、会員だけではカバーし切れないような学術の分野動向とか社会の動きなども考慮していただきたいということです。
さっき言った話をもうちょっと詳しく申し上げますと、それで、分野別業績審査委員会は割り当てられた人数より多い候補者を選考して、その中から会員候補者選定委員会が人選する。会員候補者選定委員会が選んだ候補者から総会が選ぶときも同じ。絞り込みを二回やるということで、繰り返しになりますが、狭い範囲で選ばれた人たちがそのままスルーしてしまわないようにするということです。
海外のアカデミーは、英、米、独、仏、ちょっとずつ違いますけれども、基本的にはこういう実質的な意味のある投票で絞り込みをしているということなので、そのようにお願いできないか、この辺は懇談会でも学術会議を交えていろいろ議論させていただいたところです。
それから、会員の選任の過程を国民に明らかにするということも条文化していて、いろいろなことを記録に残しながら、ただ、個人情報には留意が要ると思いますけれども、公表していただきたいと思っています。
このようにして、選考プロセスの客観性、透明性が高い、オープンのものにしてもらうということで、会員の選考の自律性、コオプテーションの要請を前提としながら、繰り返しですが、会員構成に学術の進歩と社会の発展が自律的に反映されて、先生おっしゃるとおり、会員の多様性、ダイバーシティーが確保され、あと、分野の固定化の防止ということが図られるというふうに思っています。
ありがとうございます。
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平沼正二郎(自民)
ありがとうございます。
次の質問にちょっと参りたいんですけれども、先ほどの会員選考の質問の流れに関連して、ちょっと通告はしていないんですけれども、午前中の参考人質疑の中で気になった点があったので、お伺いをいたしたいんですけれども。
これも参考人質疑であったやつですけれども、先月の学術会議総会で、この法律が通ることによって予想されるのは、コオプテーションが一旦途切れて、その後、これまでとは違う人が入ってくる、特に第一部は大きく変化する可能性があります、というのは、文系の中には、理系の人たち以上に政府にすり寄る、そして、政府だけではなく、かなり右の方に立…
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157笹笹川武内閣府大臣官房総合政策推進室室長
その発言は、私も総会のとき、脇でというかインターネットで聞いていまして、えっと思いました。ただ、実際どうなのかはよく分かりません。
それで、この法案、大丈夫なのかということなんですけれども、答えとしては、大丈夫というか、ある意味、そういうことに資するために作っている法案だと思っています。
ちょっと細かい説明は省きますけれども、選考、選定手続の中で、実質的な絞り込みを二回やるようにしました。かつ、その選定、選考の過程を公開するということにいたしましたので、細かい専門分野のグループ、例えば地域研究とか法学とか政治学とかいったところで候補者を選んだときに、…
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平沼正二郎(自民)
ありがとうございます。会員の推薦、任命における自主性と独立性に関しては理解をいたしましたし、やはり学術会議においては、より広範で、そして当然専門性を持った知見が必要であると考えております。
政府が直面しているような様々な課題に関しては、当然のことながら、技術の進歩や国際化の広がりにより、国内だけでなく海外も含めた形での対応が必要となります。
その上で、学術会議がこのような様々な課題や政府対応に関して関わるに当たり、会員に関しても多様なやはり人材が必要であると当然ながら考えるわけであります。先ほど答弁をいただいたとおり、今回の法案では、より広範な方が入…
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- (上の発言)
159笹笹川武内閣府大臣官房総合政策推進室室長
会員選考の透明性とともに、その多様性が大事だということは懇談会でも言っていました。学術会議は、一義的には審議機関ですので、その提言がやはり社会から尊重されるため、国民から納得感を持ってもらうためということで、会員構成に学術の進歩と社会の発展が自律的に反映されることが必要だ、それから、さっきと一緒ですが、客観性、透明性が高い、国民に説明できる方法で会員が選ばれること、あと、もちろんすごい優秀だということ、その三点が挙がっていました。
専門性については、それぞれ専門分野別の審査会を置いて、まさに法学だとか政治学、選んでもらうわけですけれども、その上で、学術会議が選考に先立って作る選定方針の中で、こういうことをやってもらおうと思っています。今後六年間の活動を見据えた新会員の専門分野の設定を議論してきちんとオープンに作ってもらう。もちろん、所属機関の属性とか活動地域なんかも書いていただいて構わない。そして、それぞれのそういったカテゴリーごとに、どういう人に会員として貢献してほしいか、選考基準をはっきり書いてもらう。
さらに、会員以外からも幅広く候補者の推薦を受けるような仕組み、大学ですとか学協会、国研、いろいろあると思います、産業界、そういったことも法律でお願いしているところです。
そして、そういった選定方針を作成するときには、外部の科学者から構成される選定助言委員会の意見を聞いて、会員だけではカバーし切れないような学術の分野動向とか社会の動きなども考慮していただきたいということです。
さっき言った話をもうちょっと詳しく申し上げますと、それで、分野別業績審査委員会は割り当てられた人数より多い候補者を選考して、その中から会員候補者選定委員会が人選する。会員候補者選定委員会が選んだ候補者から総会が選ぶときも同じ。絞り込みを二回やるということで、繰り返しになりますが、狭い範囲で選ばれた人たちがそのままスルーしてしまわないようにするということです。
海外のアカデミーは、英、米、独、仏、ちょっとずつ違いますけれども、基本的にはこういう実質的な意味のある投票で絞り込みをしているということなので、そのようにお願いできないか、この辺は懇談会でも学術会議を交えていろいろ議論させていただいたところです。
それから、会員の選任の過程を国民に明らかにするということも条文化していて、いろいろなことを記録に残しながら、ただ、個人情報には留意が要ると思いますけれども、公表していただきたいと思っています。
このようにして、選考プロセスの客観性、透明性が高い、オープンのものにしてもらうということで、会員の選考の自律性、コオプテーションの要請を前提としながら、繰り返しですが、会員構成に学術の進歩と社会の発展が自律的に反映されて、先生おっしゃるとおり、会員の多様性、ダイバーシティーが確保され、あと、分野の固定化の防止ということが図られるというふうに思っています。
ありがとうございます。
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平沼正二郎(自民)
ありがとうございます。いろいろ工夫をされているということでございます。ここは、今回の法改正において重要な点であると思っておりますので、是非ともよろしくお願いをいたします。
また、関連してお伺いをいたしますけれども、今回の法改正の会員の任期制限や更新手続の見直しによって、組織の活性化や新陳代謝がどう進むと期待をしていらっしゃいますでしょうか。
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161笹笹川武内閣府大臣官房総合政策推進室室長
申し上げます。
長くなるので出だしは簡単にしゃべりますけれども、会員の任期とか再任については、長くした方がいいという意見と、やはり活性化云々の話で、短い、短いというか現状ぐらいがいいという、両方ありました。折衷案じゃないんですけれども、いろいろ議論して、間を取った感じに結果なっていて、任期の延長は一回のみ可能、それから定年も七十五歳ということにしました。
大事なのは、条文に書いていないんですけれども、その任期の延長とか定年というのは、希望すれば延びるんじゃなくて、ちゃんと会員としての活動実績を考慮して、新会員と同じような厳格な審査が必要だということを…
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平沼正二郎(自民)
ありがとうございます。是非、その方向性で進めていただければなと思っております。
次に、会長に関してお伺いをいたします。
法人化に伴い、組織運営に関する会長の責任は増大すると考えられます。会長にはやはり十分なマネジメント力がある人が選ばれるような仕組みになっておりますでしょうか。また、発足時は、これは議論もありましたけれども、会長が不在となる期間があると思いますけれども、その間のマネジメントの体制についてお伺いをいたします。
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