御質問いただき、ありがとうございます。
まず、AIに対して勝機があるのかという話ですが、私はあるんじゃないかと思っております。もちろん簡単な話ではございませんが、しっかりと今の段階から取り組んでいくことで、勝機はあるのではないか。
その背景には二つ理由がございまして、一つは、こういった新しい技術がどんどん広がっていくときには、その業界で既に勝っていた勝者と敗者が入れ替わりやすいタイミングがある。つまり、例えばインターネットというものが出てきた、SNSというものが出てきたことによって、グーグル、フェイスブックなどの企業はビッグテックとしてどんどん大きくなっていったタイミングがありますし、あるいはスマートフォンみたいなものが出てきたときにも、アップルであるとか、ほかのサムスン、オッポみたいなスマートフォンの企業というのがどんどん大きくなっていった。
今回は、次はAIという全く新しいパラダイムの技術が出てきた。このタイミングは、今まで負けていた会社が上に上がっていく、今までになかった会社が上に上がっていく非常に希有なチャンスだと思います。
ここは、ファウンデーションモデル、基盤モデルのような大きなモデルに関しては、一定、なかなか今から参入というのは難しいかもしれないんですが、そういった基盤モデルを活用しながら事業をする、AIを使いこなすレースというのはまだまだ始まったばかりなのかなと思っておりまして、ここはまだ無数にチャンスがあると思っています。
二つ目の理由としては、日本の人口構成がもたらすインセンティブというところだと思っています。
何を言っているかというと、労働人口というのがどんどん日本はこの先減っていくわけですよね。そうなると、雇用の問題よりも、この減っていく人不足の状況をどう解消するのかということで、各社、AIを積極的に導入するインセンティブというのが生まれていると思います。これは、このモメンタム、勢いをうまく活用していくことで、始まったばかりのレースでしっかり勝っていくのが重要なのかなというのが私の意見です。
47三三木圭恵(維新)
質疑時間が終了いたしました。
まだまだ質問をいろいろとしたかったんですけれども、本当にありがとうございました。
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48
大岡敏孝(自民)
次に、田中健君。
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田中健(国民)
国民民主党、田中健です。
本日は、四人の参考人の皆さん、ありがとうございます。
早速質問させていただきます。まず、安野参考人と田中参考人に伺いたいと思います。
先ほど来から、AIの今回の法案は推進法だということで、今後、基本計画や指針や様々な政策を含めて、AI法に基づくAIの政策が次々とつくられていきます。その中で、私は、リスクの最小化はもちろん大事なんですけれども、それのみならず、ビジネスをやっているお二人としては、やはりAIの便益や機会を実現する、ないしはAIの導入促進ということを今後具体的に進めていくのが大事だと思っています。
そういった意…
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- (上の発言)
50安安野貴博一般財団法人GovTech東京アドバイザー
御質問いただき、ありがとうございます。
まず、AIに対して勝機があるのかという話ですが、私はあるんじゃないかと思っております。もちろん簡単な話ではございませんが、しっかりと今の段階から取り組んでいくことで、勝機はあるのではないか。
その背景には二つ理由がございまして、一つは、こういった新しい技術がどんどん広がっていくときには、その業界で既に勝っていた勝者と敗者が入れ替わりやすいタイミングがある。つまり、例えばインターネットというものが出てきた、SNSというものが出てきたことによって、グーグル、フェイスブックなどの企業はビッグテックとしてどんどん大きくなっていったタイミングがありますし、あるいはスマートフォンみたいなものが出てきたときにも、アップルであるとか、ほかのサムスン、オッポみたいなスマートフォンの企業というのがどんどん大きくなっていった。
今回は、次はAIという全く新しいパラダイムの技術が出てきた。このタイミングは、今まで負けていた会社が上に上がっていく、今までになかった会社が上に上がっていく非常に希有なチャンスだと思います。
ここは、ファウンデーションモデル、基盤モデルのような大きなモデルに関しては、一定、なかなか今から参入というのは難しいかもしれないんですが、そういった基盤モデルを活用しながら事業をする、AIを使いこなすレースというのはまだまだ始まったばかりなのかなと思っておりまして、ここはまだ無数にチャンスがあると思っています。
二つ目の理由としては、日本の人口構成がもたらすインセンティブというところだと思っています。
何を言っているかというと、労働人口というのがどんどん日本はこの先減っていくわけですよね。そうなると、雇用の問題よりも、この減っていく人不足の状況をどう解消するのかということで、各社、AIを積極的に導入するインセンティブというのが生まれていると思います。これは、このモメンタム、勢いをうまく活用していくことで、始まったばかりのレースでしっかり勝っていくのが重要なのかなというのが私の意見です。
51田田中邦裕一般社団法人ソフトウェア協会会長/さくらインターネット株式会社代表取締役社長
田中先生、ありがとうございます。
ほとんど安野参考人からありましたけれども、やはりAI自体でいかに売上げを上げていくかということが、この国が求められていることだというふうに思っています。
利益というのは、売上げを上げるか、コストを下げるか、このどちらかにおいて生まれるわけですけれども、日本はこの三十年、コストを下げることで利益を増やしてきました。そうなるとどうなるかというと、給与も減っちゃいますし、サプライチェーンに払うお金も減っていく。どちらかというと、全てを上げていけば結果的にGDPは上がるはずだというふうに思っております。ですので、人口が半分に…
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田中健(国民)
国としてもアプリ新法の法整備をしまして、今年中に実行ということでありますので、様々な形でAIを、今大変前向きな話をしていただきましたので、進めていければと思っています。
そして、AIの活用の鍵となりますのが、お話を聞いていますと、プロンプトという言葉が出てきます。プロンプトエンジニアリングということでも言われます。これについては、松尾先生、生貝先生、安野さんに伺いたいんです。
松尾先生は、人間とAIの境界がなくなる、大変ショッキングなことでプロンプトというものを説明されていますが、是非、その心と内容をちょっとお聞かせいただきたいと思います。
生貝先…
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53松松尾豊東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻/人工物工学研究センター 教授
ありがとうございます。
プロンプトというのは非常に重要です。私の研究室でもプロンプトエンジニアリングの研究をやっていまして、一つ有名になった研究が、レッツ・シンク・ステップ・バイ・ステップという一文をつけるだけで生成AIの能力がなぜか上がるというものです。つまり、一歩ずつゆっくり考えようねと言ってあげると、なぜか数学等の性能が上がるということがあります。それなんかを見ますと、ちょっとこれは、何か子供にゆっくり考えようねと言うと、落ち着いて成績が上がるというのと似ているようなところがあって、不思議だなと。
ただ、中を見ると、技術的には次の単語を予測する…
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