皆さん、おはようございます。自民党の田中良生です。
今日は、当内閣委員会において、城内大臣の初の法案質疑に立たせていただきます。光栄に存じます。城内大臣は外交にも精通しておりますので、トランプ関税に関してもお聞きしたいところでありますが、今日は法案質疑ということですので、このAI推進法について、大局的見地から御議論をいただければと思います。よろしくお願いいたします。
さて、AI推進法でありますが、まずは、AIとは何か。AIとは、人間と同じ知的作業をする機械を工学的に実現する技術と言えるものであります。世界経済ですとか人間社会を大きく変容させる力を持ち得るものと考えているところであります。
AIは、現在、かつてない速度で進歩をして、経済や社会に大きな変革をもたらしています。特に、中でも、生成AIを始めとする最新のAI技術、これはビジネスから日常生活に至るまで幅広い分野で活用が拡大して、今、新たな付加価値を生み出し続けているところであります。その経済のインパクトはまさに膨大であります。
ある試算によれば、この生成AIの活用によって、日本国内で約百四十八・七兆円もの生産性向上が期待できるとされているところであります。これは我が国のGDPの四分の一に相当する規模でありまして、AIの普及が中長期的な経済成長の原動力となり得ることを示していると思います。
さらに、AIとロボット技術の導入は、生産年齢人口の減少という日本経済の構造的な課題に対する有力な解決策とも位置づけられるところであります。
政府が提唱いたしますソサエティー五・〇の理念においても、AIは経済発展と社会課題の解決を両立する鍵として期待をされているところであります。高度に融合したサイバー空間、現実空間を通じて人間中心の豊かな社会を実現する、こういう基盤技術とされているところであります。
一方で、AIの急速な普及に伴って、プライバシーですとかセキュリティー、公平性の確保など、新たな課題も今指摘をされているところであります。各国政府や国際機関は、人権尊重やリスク管理の観点からもAI原則や規制の策定を今進め始めております。国際的なルール形成に向けた競争も今活発化をしつつあるところであります。
こうした状況にある中、我が国が主導して、AIの利活用とルール整備の両面でバランスの取れたモデル、これを示していくことが極めて重要と考えるものであります。
まずは城内大臣にお伺いさせていただきます。
総論として、本法案の趣旨、必要性、これはいかがなものか、お伺いしたいと思います。
2
大岡敏孝(自民)
御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
引き続き、お諮りいたします。
本案審査のため、本日、政府参考人として、お手元に配付いたしておりますとおり、内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官渡邊昇治君外十一名の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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大岡敏孝(自民)
御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
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大岡敏孝(自民)
これより質疑に入ります。
質疑の申出がありますので、順次これを許します。田中良生君。
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- (上の発言)
5
田中良生(自民)
皆さん、おはようございます。自民党の田中良生です。
今日は、当内閣委員会において、城内大臣の初の法案質疑に立たせていただきます。光栄に存じます。城内大臣は外交にも精通しておりますので、トランプ関税に関してもお聞きしたいところでありますが、今日は法案質疑ということですので、このAI推進法について、大局的見地から御議論をいただければと思います。よろしくお願いいたします。
さて、AI推進法でありますが、まずは、AIとは何か。AIとは、人間と同じ知的作業をする機械を工学的に実現する技術と言えるものであります。世界経済ですとか人間社会を大きく変容させる力を持ち得るものと考えているところであります。
AIは、現在、かつてない速度で進歩をして、経済や社会に大きな変革をもたらしています。特に、中でも、生成AIを始めとする最新のAI技術、これはビジネスから日常生活に至るまで幅広い分野で活用が拡大して、今、新たな付加価値を生み出し続けているところであります。その経済のインパクトはまさに膨大であります。
ある試算によれば、この生成AIの活用によって、日本国内で約百四十八・七兆円もの生産性向上が期待できるとされているところであります。これは我が国のGDPの四分の一に相当する規模でありまして、AIの普及が中長期的な経済成長の原動力となり得ることを示していると思います。
さらに、AIとロボット技術の導入は、生産年齢人口の減少という日本経済の構造的な課題に対する有力な解決策とも位置づけられるところであります。
政府が提唱いたしますソサエティー五・〇の理念においても、AIは経済発展と社会課題の解決を両立する鍵として期待をされているところであります。高度に融合したサイバー空間、現実空間を通じて人間中心の豊かな社会を実現する、こういう基盤技術とされているところであります。
一方で、AIの急速な普及に伴って、プライバシーですとかセキュリティー、公平性の確保など、新たな課題も今指摘をされているところであります。各国政府や国際機関は、人権尊重やリスク管理の観点からもAI原則や規制の策定を今進め始めております。国際的なルール形成に向けた競争も今活発化をしつつあるところであります。
こうした状況にある中、我が国が主導して、AIの利活用とルール整備の両面でバランスの取れたモデル、これを示していくことが極めて重要と考えるものであります。
まずは城内大臣にお伺いさせていただきます。
総論として、本法案の趣旨、必要性、これはいかがなものか、お伺いしたいと思います。
6
城内実(自民)内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・経済安全保障)
田中良生委員の御質問にお答えしたいと思います。
言うまでもなく、AIは我が国の経済社会の発展に必要となる基盤技術であるとともに、安全保障の観点からも不可欠な技術であります。
一方で、AIがもたらす様々なリスクも懸念されておりまして、多くの国民の皆様がAIに対して不安を感じていらっしゃるとともに、我が国のAIの研究開発と活用は、他の先進国と比べてやはり低迷している状況にございます。
こうした状況を克服していくためには、柔軟かつ適切にリスクへの対応を行うとともに、安全、安心なAIの開発を進めることで国民の皆様のAIに対する不安をしっかり払拭し、AIの研…
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田中良生(自民)
ありがとうございます。
AIの恩恵を最大限に引き出しつつ、リスクに備える枠組みを構築することが重要であるということだろうと思います。日本経済の持続的な成長と国際的なAIガバナンスへの貢献、これを両立させていかなければならないということだろうと思います。
今回提出されましたこのAI推進法案でありますが、AI時代を見据えた国内体制の整備であると同時に、やはり国際社会における先導的なモデルケースとしていかなくてはならないと考えるところであります。
日本政府は、世界に先駆けて、人間中心のAI社会原則を打ち出しました。一昨年のG7広島サミットでは、生成AIを…
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8渡渡邊昇治内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官
日本がこれまで国際的に果たしてきた役割についてお答え申し上げます。
我が国は、二〇一六年に、G7情報通信大臣会合におきまして、AI研究開発の原則の素案を提案いたしまして、その後、二〇一九年に、人間中心のAI社会原則を公表したところでございます。これは、同じ年にOECDで採択されました、国際的なAIガバナンスに関する基本的な原則であります、AIに関するOECD原則に大きな影響を与えたと認識をしております。
また、二〇二三年になりますけれども、我が国が議長国となって開催されたG7におきまして、AI関係者に向けた国際規範であります広島AIプロセスを日本が主…
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