お答えさせていただきます。
私たちは大学で、こういったIoTマルウェア等々の観測、分析というのをずっと行っておりますが、まず、先ほど冒頭の陳述でも申し上げたんですけれども、サイバー攻撃の攻撃を行う仕組み、インフラというのが非常に多層化、多様化しているということがございまして、なかなか大学の研究の中では、その入口のところまでしか見えないということがございます。
なぜかと申しますと、攻撃を行う側は攻撃インフラを多段に持っていますので、その先にあるものを見ようと思うと、実はそこにアクセスをしてみないとその先がどうなっているかは見えないということがございますので、私たちだけでは、こういったインフラの無効化ですとかテイクダウンと言われるような対策というのは、実はできないということになっています。
ですので、我々として、取りあえず、今行っていることとしては、情報収集を行うということと、情報を求められたときには、しかるべき対策ができる組織に情報を提供するということを行っておりまして、そのためのリアルタイムの情報収集というのを行っておりますけれども、その先に、実際にサーバーをテイクダウンするといったような処理というのは、手続を伴って行うものですので、かなり時間が一般的にはかかってしまうものだと思います。
また、基本的には国外にあるものが多いですので、その中での調整をした上での対策ということになっておりまして、かなり時間を要する、コストもかかるものだと認識しております。
68
市村浩一郎(維新)
終わります。ありがとうございました。
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大岡敏孝(自民)
次に、菊池大二郎君。
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菊池大二郎(国民)
国民民主党・無所属クラブの菊池大二郎でございます。
本日は、四名の先生方から貴重な御意見を賜りまして、本当に勉強になっております。
私からは、まず、吉岡先生に御質問させていただきます。
大学の方で非常に長年にわたって様々な研究をされている中で、先ほど先生からもお話ありましたけれども、通常の手続に基づく攻撃インフラの解体等の対策が間に合わない可能性もあると。先生、これだけ動的解析をされてこられて、IoT機器のマルウェアを収集して動的解析をして、場合によっては攻撃者の居住地域や国籍の手がかりを得ることもある、そういうお話でございますけれども、実際に検知…
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- (上の発言)
71吉吉岡克成横浜国立大学大学院環境情報研究院/先端科学高等研究院教授
お答えさせていただきます。
私たちは大学で、こういったIoTマルウェア等々の観測、分析というのをずっと行っておりますが、まず、先ほど冒頭の陳述でも申し上げたんですけれども、サイバー攻撃の攻撃を行う仕組み、インフラというのが非常に多層化、多様化しているということがございまして、なかなか大学の研究の中では、その入口のところまでしか見えないということがございます。
なぜかと申しますと、攻撃を行う側は攻撃インフラを多段に持っていますので、その先にあるものを見ようと思うと、実はそこにアクセスをしてみないとその先がどうなっているかは見えないということがございますので、私たちだけでは、こういったインフラの無効化ですとかテイクダウンと言われるような対策というのは、実はできないということになっています。
ですので、我々として、取りあえず、今行っていることとしては、情報収集を行うということと、情報を求められたときには、しかるべき対策ができる組織に情報を提供するということを行っておりまして、そのためのリアルタイムの情報収集というのを行っておりますけれども、その先に、実際にサーバーをテイクダウンするといったような処理というのは、手続を伴って行うものですので、かなり時間が一般的にはかかってしまうものだと思います。
また、基本的には国外にあるものが多いですので、その中での調整をした上での対策ということになっておりまして、かなり時間を要する、コストもかかるものだと認識しております。
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菊池大二郎(国民)
緊急性の判断というのが非常に、なかなか体感で感じられないものでして、要は、いとまがないという、このいとまの幅というのがなかなか理解し難いところがありまして、基本的に、何かを検知をして、それを特定して、いわゆるアクセス・無害化措置を取るというところに至るまでに、もう既に何かしらの事象が発生をして、拡大してしまうということが往々にしてあるのではないかということで、時間的なところをお伺いさせていただきました。
先生、その入口の部分だけでも、実際、どれぐらいの時間的な幅があるんでしょうか。時間を要するんでしょうか。
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73吉吉岡克成横浜国立大学大学院環境情報研究院/先端科学高等研究院教授
お答えさせていただきます。
今、私たちの方でサイバー攻撃を観測してマルウェアを解析するのに、大体、収集してから解析を行うのに十五分ですとか二十分で解析はスタートいたします。そうすると、攻撃側のインフラの情報というのが見つかって、初期的な情報というのが得られます。
ただ、そこから、攻撃側の命令が届いたり、その観測というのは継続的に行っておりまして、その中で、異常が発生するですとかそういったものはかなり、実際のところはケース・バイ・ケースになっておりまして、ある時点で攻撃が非常に増えるということを検知する場合もありますし。
ということで、済みません、な…
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菊池大二郎(国民)
続いて、同じように、情報機器についてお伺いしたいんです。
海外からの攻撃に対して、政府も、家庭用の機器もそうです、果たして国内のもので防御が可能なのか。要は、海外製のもので、システムも含め、大半がそういった状況になっているのではないかなというところを危惧しております。
政府が使用する情報システムだったり家庭用の情報機器も含めて、これは、情報だけではなくて、いわゆるお金も海外に流れるというようなところも懸念するわけでありますけれども、こういった点について、国内基盤の確立、それに向けた支援なんということも必要になってくるのではないかなと思いますけれども、…
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