吉岡克成横浜国立大学大学院環境情報研究院/先端科学高等研究院教授

2025年3月28日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 71 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 119 発言)

お答えさせていただきます。

私たちは大学で、こういったIoTマルウェア等々の観測、分析というのをずっと行っておりますが、まず、先ほど冒頭の陳述でも申し上げたんですけれども、サイバー攻撃の攻撃を行う仕組み、インフラというのが非常に多層化、多様化しているということがございまして、なかなか大学の研究の中では、その入口のところまでしか見えないということがございます。

なぜかと申しますと、攻撃を行う側は攻撃インフラを多段に持っていますので、その先にあるものを見ようと思うと、実はそこにアクセスをしてみないとその先がどうなっているかは見えないということがございますので、私たちだけでは、こういったインフラの無効化ですとかテイクダウンと言われるような対策というのは、実はできないということになっています。

ですので、我々として、取りあえず、今行っていることとしては、情報収集を行うということと、情報を求められたときには、しかるべき対策ができる組織に情報を提供するということを行っておりまして、そのためのリアルタイムの情報収集というのを行っておりますけれども、その先に、実際にサーバーをテイクダウンするといったような処理というのは、手続を伴って行うものですので、かなり時間が一般的にはかかってしまうものだと思います。

また、基本的には国外にあるものが多いですので、その中での調整をした上での対策ということになっておりまして、かなり時間を要する、コストもかかるものだと認識しております。

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