高見澤將林東京大学公共政策大学院客員教授/公益財団法人笹川平和財団上席フェロー

2025年3月28日・第217回国会 衆議院 内閣委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 56 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 119 発言)

お答え申し上げます。

私は、今回の法案の最大の意義は、サイバー安全保障の重要性について国民あるいは政府全体あるいは各企業においてより深く理解をし、そのための重要インフラの防衛の重要性でありますとか、重要インフラが我が国の安全保障にとっていかに重要な役割を果たしているか、あるいは、社会生活全体の強靱性を高めるために必要な措置というものを定めるものではないかというふうに考えております。

一方では、この措置ができたら守れるかということになれば、それは決してそのようなことはございません。それが一〇〇%達成されることはないと思いますし、まさに、ゼロデイの攻撃の話でありますとか、ゼロトラストの話についても、最近ではレス・ザン・ゼロトラストという話になっておりますし、それから、生成AIがいろいろな攻撃手段として用いられているということを考えれば、むしろ、被害が発生することを極小化するけれども、発生した場合における対応あるいは復旧なり、あるいは非常に業務継続が難しい状況の中でどういうふうにほかの代替手段を講じながらやっていくのか、そういうことを含めたものが必要になるというふうに思っておりますので、あくまでも、そういうことを前提として、少しでも社会の強靱性を高めるための法案であるというふうに考えております。

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