吉野維一郎財務省主計局次長

2025年4月8日・第217回国会 衆議院 総務委員会 第11号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 38 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 157 発言)

お答え申し上げます。

ギリシャとアルゼンチンの事例からまずお答えいたしますけれども、内外の経済状況など様々な背景があったと承知しております。

ギリシャは、ユーロ建てで国債を発行しており、財政危機以前の経常収支は赤字傾向にありましたけれども、国債市場が安定していた時期に税収等の歳入と歳出の乖離を放置していた中、リーマン・ショックが発生したことや財政統計の不正発覚が契機となりまして、二〇〇九年に財政危機に陥ったと承知しております。

アルゼンチンにつきましては、自国通貨建て、ペソ建ての国債を発行しておりました。財政危機以前の経常収支は赤字傾向にありましたが、IMFによれば、硬直的な為替レート制度、不利な外的ショック、ブラジル通貨危機でございます、十分に早い段階で対外公的債務の削減に向けて必要な財政改善措置を講じなかった結果、政府の財政運営に対する信認が損なわれ、金利上昇、利払い費増加による債務負担の増大の悪循環に陥ったということが原因となり、二〇〇一年、デフォルトを宣言したと承知しております。

なお、各国において内外経済状況は様々でございますので一概に申し上げられませんが、ロシアにつきましては、自国通貨建て、ルーブル建てで国債を発行しており、財政危機以前の経常収支は黒字傾向にありましたけれども、一九九八年に自国通貨建ての国債のデフォルトが発生していると承知しております。

前後のやりとり

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