福島委員は非常に重要な点を御指摘なされたと思います。
実は昨日も各党間の、元弁論部というか雄弁会にいた人たちと二、三十人集まって会議をしました。それから、御存じのように、石橋湛山の勉強会も先生を始め皆さん方とやった。
そのときに感じましたのは、今、選挙制度上、自民党だ、立憲だ、民主だ、公明さんだ、いろいろ分かれているけれども、話してみると、ここだけの話で言っちゃまずいんだけれども、福島さんのように意見が全く一致する人もいるわけですよね。そのため、なぜ党が違っても同じ考え方の人たちがあえて別々にやる必要があるのかなという気が正直しております。
もう一点、今の世界情勢を見ていますと、多分、百年前に戻りつつあります。百年前になぜ戻りつつあるかというと、一九一〇年にスペイン風邪があって、一九二九年に大恐慌があって、一九三〇年にヒトラーが政権を取って、一九三九年に第二次大戦。まさにそれと同じような経緯を今たどりつつあります。
もう一つ大変なのは、世界を見渡した場合に、民主主義国家よりも全体主義国家の方が増えてしまったということです。また、委員が御指摘されたように、民主主義国家も残念ながらイギリスは政権交代が起こりましたし、フランスは極右が台頭しましたし、ドイツも連立だ。お隣の韓国は大統領が逮捕された。そうすると、曲がりなりに、実は民主主義が機能しているのは日本だけじゃないかという気が私はしております。
そういう面において、これからいろいろな難問が山積しております。特に財政再建や金融緩和の出口戦略、税と社会保障の野田さんが言っている一体改革を含め、そういう問題を各政党が分かれてやるというのは残念ながら時代にそぐわないんじゃないかな、だからそういう問題について共通意識を持っている人間が集まってできるような政治体制が必要じゃないかな、私はそのように個人的には考えております。
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福島伸享政府参考人など
私も選挙制度の協議会のメンバーでありますので、来年の春ぐらいに結論を出すことを目指しておりますので、そこに貢献したいと思っているんですけれども。
もう一点御答弁いただきたいんですけれども、この間、中選挙区時代と小選挙区の両方を知っている大臣の世代はほとんどいらっしゃらなくなっているんですね。日本の政治とか政治家の質とか政治の在り方、それがどういうふうに変わったと実感をされているか、なかなか話を聞ける機会がなくなっているので、これを機に教えていただければと思います。
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村上誠一郎(自民)総務大臣
福島委員の御質問なので、率直に話をさせていただきます。
私が最初に出たところは、私の選挙区は三人の定数で六人が出ました。それほど命懸けでありました。しかし、それで切磋琢磨して、何とか三回連続で中選挙区を通って、あとは小選挙区で全部当選した。そのときの経験からいいますと、同じ党内でいっぱい出るので大変なんですけれども、そこにおいて物すごく切磋琢磨があって、それぞれが自分の個性と政策を持ってぶつかっていけたというのがあったと思います。ただ、今の小選挙区だと党の公約が決まっていますから、党で政策が決まると自分の政策だとかがなかなか反映できないんじゃないかとい…
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福島伸享政府参考人など
もう一点は、私は結局は政権交代による二大政党というのが幻想じゃないかと思っているんですね。結局、小選挙区比例代表制だと与党の自民党、公明党はがっちりしているんです。野党は常に分裂して、野党第一党になったら自民党の批判票が入るからそこそこ議席が取れて、逆にそこに安住しちゃって政権交代の機運が巻き起こらないのが続いているんじゃないかと私は思うんですね。
本家本元のイギリスでもリフォームパーティーというのが出て二大政党は事実上崩れているし、ドイツだってSPDとCDUがあったけれどもAfDが出てきて、とうとう二大政党が連立するまでになっていて、これだけ価値観が…
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- (上の発言)
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村上誠一郎(自民)総務大臣
福島委員は非常に重要な点を御指摘なされたと思います。
実は昨日も各党間の、元弁論部というか雄弁会にいた人たちと二、三十人集まって会議をしました。それから、御存じのように、石橋湛山の勉強会も先生を始め皆さん方とやった。
そのときに感じましたのは、今、選挙制度上、自民党だ、立憲だ、民主だ、公明さんだ、いろいろ分かれているけれども、話してみると、ここだけの話で言っちゃまずいんだけれども、福島さんのように意見が全く一致する人もいるわけですよね。そのため、なぜ党が違っても同じ考え方の人たちがあえて別々にやる必要があるのかなという気が正直しております。
もう一点、今の世界情勢を見ていますと、多分、百年前に戻りつつあります。百年前になぜ戻りつつあるかというと、一九一〇年にスペイン風邪があって、一九二九年に大恐慌があって、一九三〇年にヒトラーが政権を取って、一九三九年に第二次大戦。まさにそれと同じような経緯を今たどりつつあります。
もう一つ大変なのは、世界を見渡した場合に、民主主義国家よりも全体主義国家の方が増えてしまったということです。また、委員が御指摘されたように、民主主義国家も残念ながらイギリスは政権交代が起こりましたし、フランスは極右が台頭しましたし、ドイツも連立だ。お隣の韓国は大統領が逮捕された。そうすると、曲がりなりに、実は民主主義が機能しているのは日本だけじゃないかという気が私はしております。
そういう面において、これからいろいろな難問が山積しております。特に財政再建や金融緩和の出口戦略、税と社会保障の野田さんが言っている一体改革を含め、そういう問題を各政党が分かれてやるというのは残念ながら時代にそぐわないんじゃないかな、だからそういう問題について共通意識を持っている人間が集まってできるような政治体制が必要じゃないかな、私はそのように個人的には考えております。
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福島伸享政府参考人など
ありがとうございます。私も本当に全く同じ認識なんですね。
先日、同僚の緒方林太郎議員が予算委員会で質問をして、結局、今の小選挙区の下だと野党は野党第一党になった途端にぼんとボーナスがつくんですよ。そうするとどうなるかというと、ある野党は自民党に反対する意見を言うことでその票を取ろうとしますし、ある野党は野党第二党、第三党でも手柄を立てればいいといって、失礼ながら維新さんとか国民さんがそれでやると、結局はサービス合戦で何かの無料化だ減税だとやっているのが今の状況で、では国のトータルとして見てどうかといったら、決していいことじゃなくて。
小選挙区制度の下…
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渡辺周(立憲)
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後三時三十九分散会
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