お答えいたします。
今般の保険金不正請求事案でございますけれども、自動車修理業などを兼業する、規模が特に大きい、そういう乗り合いの損害保険代理店が保険会社にとって大きな収益源であったということでございまして、そうした構造の下で、保険会社においては、営業上の配慮が働き、現行制度に期待されておりました代理店の管理、指導、それから不正な請求に対する牽制が不十分であったということが背景にあるわけでございます。
こうした構造的な問題に対応するということで、今回の改正法案では、保険会社に大きな収益をもたらす一定規模以上の乗り合い損害保険代理店を特定大規模乗り合い損害保険代理店と定義いたしまして、これに該当する代理店のみに限定して、先ほど委員の御指摘のとおり、法令等遵守責任者の設置等の体制義務などを課すこととしているわけでございます。
この上乗せ規制の対象につきましては、合理的、限定的な範囲となるように留意すべきであると考えておりまして、規制の対象、すなわち特定大規模乗り合い損害保険代理店の数は、幅のある数字で大変恐縮でございますが、現時点でおよそ七十から百程度ではないかと見込んでおります。
委員御指摘の、規模だけではなく、業態、違反リスク、過去の実績といった要素につきましては、今後、この特定大規模乗り合い損害保険代理店に対しまして、いわゆるリスクベースでのモニタリングを実施していく中で、適切に勘案していくことになると考えております。
いずれにいたしましても、今般の新たな規制が代理店に対しまして不必要で過度な負担を課すことにならないよう、留意してまいる所存でございます。
66
国光あやの(自民)
ありがとうございます。
是非、金融庁さんに期待をしておりますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
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67
井林辰憲(自民)
次に、中川宏昌君。
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68中中川宏昌(公明)
公明党の中川宏昌でございます。よろしくお願いいたします。
保険業法の一部を改正する法律案でございます。
今回は、特殊な不祥事によりまして、再発防止の強化を図るものでございますけれども、大規模の代理店は当然といたしまして、実は、中小の代理店とか中小のディーラーさんが心配されている点がありますので、私の方からはその点を中心に確認をさせていただきたいと思っております。
特定大規模乗り合い損害保険代理店への規制強化についてでありますけれども、法令遵守責任者の設置、また兼業業務の監視義務、苦情処理体制の整備などが義務化される一方で、自販連からは、規模の大きい…
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- (上の発言)
69油油布志行金融庁企画市場局長
お答えいたします。
今般の保険金不正請求事案でございますけれども、自動車修理業などを兼業する、規模が特に大きい、そういう乗り合いの損害保険代理店が保険会社にとって大きな収益源であったということでございまして、そうした構造の下で、保険会社においては、営業上の配慮が働き、現行制度に期待されておりました代理店の管理、指導、それから不正な請求に対する牽制が不十分であったということが背景にあるわけでございます。
こうした構造的な問題に対応するということで、今回の改正法案では、保険会社に大きな収益をもたらす一定規模以上の乗り合い損害保険代理店を特定大規模乗り合い損害保険代理店と定義いたしまして、これに該当する代理店のみに限定して、先ほど委員の御指摘のとおり、法令等遵守責任者の設置等の体制義務などを課すこととしているわけでございます。
この上乗せ規制の対象につきましては、合理的、限定的な範囲となるように留意すべきであると考えておりまして、規制の対象、すなわち特定大規模乗り合い損害保険代理店の数は、幅のある数字で大変恐縮でございますが、現時点でおよそ七十から百程度ではないかと見込んでおります。
委員御指摘の、規模だけではなく、業態、違反リスク、過去の実績といった要素につきましては、今後、この特定大規模乗り合い損害保険代理店に対しまして、いわゆるリスクベースでのモニタリングを実施していく中で、適切に勘案していくことになると考えております。
いずれにいたしましても、今般の新たな規制が代理店に対しまして不必要で過度な負担を課すことにならないよう、留意してまいる所存でございます。
70中中川宏昌(公明)
ありがとうございました。
次に、比較推奨販売ルールについてお伺いしたいと思います。
今後、乗り合い代理店は、顧客の意向を丁寧に把握をいたしまして、それに沿って保険商品を選定、推奨することが求められてまいります。これは当然の姿でありますけれども、実務面で見ますと、各保険商品の差異が僅かである場合とか、私も、ディーラーに行って例えばそこで保険に入る場合に、どれでもいいよ、お任せすると言ったこともありますけれども、そういうケースもあると販売の現場の方からも伺っております。これを、全商品を平等に説明するとなると、新たなシステム投資、また人材確保が不可欠であり…
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71伊伊藤豊金融庁監督局長
お答えをいたします。
私どもといたしましても、代理店、特に中小の代理店の方から、商品を数時間かけて説明しなければならないんじゃないかですとか、どこまでやればいいのかといったようなお話を伺うことはございます。
今後、乗り合い代理店が特定の商品を推奨して販売する場合ですけれども、お客様の意向を丁寧に把握して、この意向に基づき、提案する商品を絞り込んだ上で、絞り込んだ商品の概要を説明するということを求めていく方針でございまして、これは、意向把握、お客様に聞く前に、取り扱う全ての商品を詳細に説明するというようなことまでも求めるものではございません。
その上…
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72中中川宏昌(公明)
ありがとうございました。
これは、引き続き中小規模の事業者の声を丁寧にすくい取っていただきたいと思っています。そして、先ほどもございましたけれども、実務への影響が過度にならないように、寄り添った対応をお願いしたいというふうに思っております。
次に、保険会社出向者についてでありますけれども、過度な便宜供与を是正する観点から出向の見直しが提言されたこと、これは非常に理解するところであります。それによりまして、一律の出向者引揚げが進みますと、代理店の現場力また対応力に影響が出るおそれがあります。実際に、顧客本位の業務運営を支える人材が失われる、こういった声…
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