伊藤豊金融庁監督局長

2025年4月4日・第217回国会 衆議院 財務金融委員会 第14号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 142 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 181 発言)

お答えを申し上げます。

銀行は、銀行法令に基づきまして、健全かつ適切な業務運営を確保するための体制整備とその実行が求められているところでございまして、これを、私ども監督当局といたしまして、金融庁がしっかりとモニタリング、監督指導するという制度の枠組みとなっているところでございます。本件につきまして、これが事件発生前に十分に機能させられなかったということであると考えておりまして、大いに反省すべきであるというふうに思っております。

こうした反省を踏まえまして、金融庁といたしましては、コンプライアンス・リスク管理に関する検査監督の基本的な考え方やその重要性を重ねて発信をしてきているところでございますし、また、地域金融機関における投資用不動産向け融資という点につきましても、各金融機関から徴求したデータを基に各行の貸出動向を分析する、また、アンケート調査や立入検査等を通じて、顧客を紹介する不動産業者の業務の適切性をどのように検証しているかといった金融機関のリスク管理の状況を把握することなどを通じましてその実態を確認するというようなことを、場合によりましては行政処分なども含めまして行ってきたところでございます。

金融庁といたしましては、引き続き、このスルガ銀行における事案の反省も踏まえまして、様々な機会を通じて、金融機関において適切なリスク管理体制が構築されているか、しっかりとモニタリングを行ってまいりたいと考えております。

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