津村啓介 (立憲民主党)

2025年5月21日・第217回国会 衆議院 国土交通委員会 第16号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 32 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 212 発言)

羽田新ルートの現状と課題について伺ってまいります。その上で、今回の航空法改正の意味を皆さんとともに考えさせていただきたいと考えております。

今から五年前、二〇二〇年の三月二十九日から羽田新ルートの運用が開始されました。羽田空港のA滑走路、C滑走路への着陸ルートでございますが、当時、品川区、港区、渋谷区の自治体、議会などから様々な懸念について決議や意見書、要望書といったものが寄せられたという事実がございます。一つは落下物などの安全対策、二つ目には騒音対策、そしてその他として不動産価格への影響など、かなり多岐にわたる懸念が示されたわけであります。

ただ、当時は、五年前でございます、五年前の三月ですので、いわゆるコロナ禍の始まった時期に当たりまして、それから数年間、航空需要はかなり落ち込んだこともあって、新ルートの運用という意味では、ようやくこの数年、かなり本格的になってきたのかなと。そういった意味で、今こそこの新ルートの運用状況をしっかり再確認し、検証していきたい。折しも、来月、六月には四年ぶりの東京都議会議員選挙もございます。しっかりとファクトに基づいた建設的な議論が行われていくことを祈念するものであります。

最初にまず伺わせていただきますのは、落下物などの安全対策でございます。

羽田新ルートの運用開始以降の五年間、日本国内主要七空港の部品欠落の件数というものが毎年公表されておりまして、大体毎年九百件から千二百件。そのうち十グラム未満というのが七〇%から八〇%ということではありますが、一キログラム以上の落下物というか部品欠落件数というものが毎年七件から八件報告されています。五百グラム以上、二百グラム以上というものも数多く報告をされておりまして、空から二百グラムだったり一キロだったりという落下物が落ちてきたらどんなことになるのかと想像すると、大変恐ろしいことでありますけれども。

これは七空港合わせた数字しか公表されていません。羽田空港に限った数字は公表されていないということですが、七空港合わせたものがカウントできているわけですから、当然、羽田空港を切り出すことができると思います。この五年間の羽田空港に限った部品欠落件数を公開してください。

前後のやりとり

28の発言を見る

36の発言を見る

顔写真の出典(Wikimedia Commons、4件)