八幡愛 (れいわ新選組)

2025年6月6日・第217回国会 衆議院 厚生労働委員会 第25号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 145 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 185 発言)

ありがとうございます。

マイナ保険証は、二〇二一年十月から全国で本格的な運用が始まりましたが、現場では混乱が続きまして、先ほど、二〇二五年六月現在もトラブルが確認されておる、そしてそれに対して対策を講じられているということが分かりました。ありがとうございます。

トラブルの歴史を振り返るんですが、先ほどおっしゃっていただいたことに加えて、二〇二三年六月、個人情報の照合ミスによって別人の情報がひもづけ、登録されていたという、緊急時には命に関わるかもしれない、とんでもない事例も発覚し、これは見直し、点検されたということなんですけれども、これらトラブルが相次ぐ中、マイナ保険証で資格がうまく確認できなかったときに十割の自己負担だったのを三割負担にマニュアルを変更するなど、その都度対応はされてきたと思います。さっきもおっしゃいました、二〇二四年になっても、顔認証つきカードリーダーが反応しないなど様々あるんですが、今もトラブルは続いている。

私が厚生労働委員会に所属するようになってから様々な陳情を受けるんですけれども、いろいろな医療現場の方から、政府は毎年、改善します、改善しますと言うんだけれども、トラブルまみれのこのマイナ保険証をどうにかしてほしい、従来の紙の保険証も使えるようにしてほしいといった声が本当に数多く寄せられているんです。

そんな中、最近、私もネットなんかを見ておりますと、有名俳優さんがマイナ保険証の利用を呼びかける動画、「私たちをもっと守る、マイナ保険証」が頻繁に広告として登場してくるんです。この動画について、厚労省は、先月、経団連など関係団体に対して、活用してくださいと周知の依頼をされているんですけれども、もっとほかに力を入れなあかんところがあるやろうと、私なんかは現場の声を聞いているので、ずっこけるんです。

医療現場では、マイナ保険証の利用によって、かえって受付の手間が増える。トラブルが相次いで、政府が言うメリットよりも、やはり不安や懸念事項が上回っていて、今も従来の健康保険証を使っているという現場が多いのが実態です。

全国保険医団体連合会が全国の医療機関を対象に行った調査によりますと、昨年十二月以降、マイナ保険証に関するトラブルを経験したと回答する医療機関は約九割。この調査結果では、窓口業務に負担を感じるというのが約六割。政府はマイナ保険証のメリットに受付などの事務負担軽減も掲げておられましたけれども、むしろ負担を感じているという人たちが多いという結果が出ております。

そして、様々なそんなトラブルのとき、どうやって対応したんですかと聞くと、最も多かったのが従来の紙の保険証による資格確認、これは七九・八%、約八割と圧倒的となっております。医療機関、そして患者さんにも、頼りになるのは紙の保険証だったとおっしゃる方が多い現状なんですが、昨年十二月二日から健康保険証の新規発行が終了してしまいました。これに対して、医療機関の七割が従来の紙の健康保険証の復活と併用を求めております。

今月二日の参議院予算委員会で、福岡大臣は、従来の保険証を発行し続けるということは、マイナ保険証を基本とする仕組みへの円滑な移行や発行事務コスト、こういった観点からも望ましくないんだと考えているとおっしゃっているんですけれども、政府が従来の保険証に対してもこうやって柔軟な対応をもっと取っていって、もし本当にトラブルがなくなるのであれば、自然とマイナ保険証は広まっていくと私は思うんです。

まず、今のこの現状に適応すべきは政府の方だと私は思います。大臣の耳にも現場の声は届いていると思います。マイナ保険証と紙の健康保険証、どちらも使用できるようにしていただけないでしょうか。お願いします。

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