八幡愛 (れいわ新選組)

2025年6月4日・第217回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 142 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 181 発言)

せめて、申請者が希望した場合と私は申し上げましたので、そこを是非検討いただきたいです。特に、自閉スペクトラム症とか知的障害、精神障害の人の判定については、現行のシステムでは公平な支給判定が難しいと、以前から地域格差なんかも指摘されております。

今回のこの報道が、現行の障害年金の課題を社会全体で認識をして、改革を行うきっかけにしていきたいと私は願います。大臣、よろしくお願いいたします。

続いてです。今国会で審議されるはずであった医療法の提出、これはなされない流れになってまいりました。そこに連動させようときっと制作されていたと思うんですが、国会の閉会を前に、医療現場の悲鳴を扱うドキュメントや特集などが最近多く放映をされている印象です。これは私、今に始まったことではないと冒頭申し上げますけれども、やはり医療法もしっかりと今国会で議論すべきだったと思います。強く抗議申し上げます。

今月一日に放映されましたNHKスペシャル「ドキュメント 医療限界社会 追いつめられた病院で」が話題となりましたが、大臣、御覧になられましたでしょうか。多分、日本で一番このドキュメントを見なきゃいけないのは大臣だと思います。

深刻な医師不足を背景に医療の質が脅かされており、医療限界社会というのが到来しているということを告発するという内容だったんですけれども、医療不足で現場は疲弊します。そして、ミスや事故が起きてしまう。赤字経営の病院も多くて、非常勤医師を雇うこともままならない。一方、経営を安定させようと思うと、効率性や生産性を重視する経営体制に切り替えなければならない。それらのしわ寄せは全て、現場の医師と患者に回ってくる。そんな中、何とかぎりぎり、今もですよ、仕事を続けてくださっている医療関係者の皆様、本当に頭が下がる思いでございます。ありがとうございます。

番組でも、医師偏在や、物価や人件費の高騰による病院経営の悪化など、様々な原因が取り上げられていきましたけれども、医療体制の確保という基本的なことがままならないという状態までほったらかしにしてきた政府にも十分、私は原因があると思っています。この厚労委員会で私も繰り返し訴えてきましたけれども、医療現場に命を守る予算を今すぐつけるしかない。医療崩壊はもう既に始まっていると思います。

実際、今年三月に公表されました二〇二四年度診療報酬改定後の病院経営状況の調査結果によりますと、医業利益の赤字病院というのは六九%まで増加していて、経営利益、こちら、赤字病院というのは六一%。このままでは、ある日突然、いつも通っていた病院がなくなるという状況が全国で起きてしまうかもしれない。先ほど申し上げました、六割の病院が赤字というのを一つ取っても、もうこの国、既に日本の医療体制というのは崩壊していると繰り返し申し上げます。

まあ、大臣が行かれる病院はきっと大丈夫だと思いますよ。でも、国民が運ばれていく病院というのは、行く先の先生がちゃんと寝てくれているかなとか、手術してくれている先生が睡眠足りているかなとか思わないといけない、病院ガチャみたいな状態、これは異常だと思うんです。

そんな状況、このような日本の医療をめぐる現状、大臣、いかがお考えでしょうか。お願いします。

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