間隆一郎厚生労働省年金局長

2025年5月28日・第217回国会 衆議院 厚生労働委員会 第22号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 32 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 384 発言)

お答えいたします。

御案内のとおり、NISAは家計の安定的な資産形成の支援を目的とした制度である一方、iDeCoは、公的年金の上乗せ部分として、老後に向けた資産形成を目的とした制度でございますので、その内容や対象者が異なっているところでございます。

具体的には、iDeCoは、まず、老後に向けた資産形成を目的として、公的年金制度に上乗せする制度でありますことから、加入できる方が、先ほど申し上げましたように、原則、国民年金の被保険者となっているということと、六十歳以降になるまでの中途引き出しは原則認められていないといった点がございます。

逆に言えば、そういった一定の制約があるわけでございますが、であればこそ、iDeCoはNISAと異なり、掛金が全額所得控除の対象になることで拠出時の所得税や住民税が免除される、こういったものでございます。

この意味で、両者を単純に比較することは難しいのでございますが、iDeCoの加入者数がNISAの口座開設数に及んでいない理由の一つとしては、制度の利用の要件のほか、制度の認知度が低いことが考えられますので、厚生労働省としては、引き続き、iDeCoの積極的な周知広報に取り組んでまいりたい、このように考えております。

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