八幡愛 (れいわ新選組)

2025年5月23日・第217回国会 衆議院 厚生労働委員会 第20号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 257 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 289 発言)

将来のために、今ではなく将来のために積み立てている、そして、今も切り崩しをされているということは、私もそれも理解をしているんですけれども、やはり将来、大事だから、大事だからと今何度もおっしゃいました。本当にそう思うのであったら、やはりGPIFの運用については考えないといけないと思うんですよ。それだけ、さっき、大切で、ちまちまちまちま、ちょっとずつ切り崩して何とかやっているんだとおっしゃったんだけれども、GPIFの運用についてはばんとベットできてしまうわけなんですよね。

年金積立金運用資産額は、先ほども言いました、二百五十八兆六千九百三十六億円です。この膨大な資金力から、株式市場では鯨と称されております。これは、二〇一三年当時の安倍政権で、成長戦略にGPIFが幅広い資産に分散投資することを織り込んで、今となっては実質日本の株価を下支えしているんですよね。

GPIFは、積立金を増やすために運用しているんだというんですけれども、早い話が、国民がおなかを痛めて、懐を痛めて捻出した年金保険料という、株の投資でばくちをしているということですよ。それこそ、やっていることは積立金の流用だと私は思います。

これは、すぐに運用をやめるべきだと訴えるのは簡単なんです。でも、もうこの国は引くに引けないところまで行ってしまっているんですよ。そんなことは私だって分かっています。だから、アベノミクスのときに手を出すべきではなかった。いやいや、でも、アベノミクスがあって、そこからめっちゃもうけているねん、増えたんやでとおっしゃるかもしれないけれども、増えているからいいやんという安直な考え方をやはり見詰め直すべきだと思うんですよ。

せめて、投資対象は国際金融市場の影響を受けないように国内企業だけにするとか、少しずつでもいいから見直していくべきではないでしょうか。だから、さっきも言いましたけれども、もうけられへんからという考え方がまずずれていると思います。

私、父親がギャンブル依存でして、大変な家庭で育ったんです。お金がないからといって、私たちには食費を削ったりとか、文房具も満足に買えないような状態が続いた。それなのに、給料を全額パチンコ代にベットできるんですよね。少しでも勝って帰ったらええやん、お父さんが勝ったら、あなたたちのおもちゃでも買ってあげるからとか言われるんやけれども、そんな考え方は健全でないことは誰でも分かると思うんです。

同じことを政府はやっていると私は思います。原資はみんなが納めた年金なんですよ。年金改革を考えるならGPIFの運用についても考えていくべきだと思うんですが、大臣はいかが思いますか。

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