診療報酬後の改定で病院を見たところ、経営体を見たところ、大変な状況にある。だから、今すぐの手だてが必要なんです。
WAM、福祉医療機構は、赤字医療機関支援のために、無利子の経営資金、長期運転資金融資を創設すると新たに打ち出したというふうに聞いております。有利子では負担の減少にならないという声に応えて、無利子枠を設けたというふうにされています。
多くの医療機関は、高額の医療機器の購入等のために多額の借金を抱えています。コロナ禍で実施されたWAMの新型コロナ対応融資でも借金を増やしています。この借金がどういう影響を与えているか。
資料を一枚お配りしています。六病院団体の資料ですけれども、御覧ください。
円グラフの赤い部分です。債務償還の原資がマイナスになっている医療機関が四二%に上っています。これは、毎年の経営の中からは借金返済ができないという状況です。そして、一般的に破綻先とされる、償還まで三十年以上かかる医療機関が八%、合わせて半数の医療機関が破綻懸念先というふうに指摘されています。
赤字で経営が苦しい医療機関に無利子とはいえ更に借金を重ねるという事業が、経営支援になるということになりますかね。いかがでしょうか。
313森森光敬子厚生労働省医政局長
お答え申し上げます。
委員御指摘の令和七年三月に公表されました六病院団体緊急調査においては、令和六年六月から十一月までの医療機関の状況につきまして、対令和五年度同時期で医業利益率はマイナス五・二%からマイナス六・〇%、〇・八%の悪化、経常利益率はマイナス一・〇%からマイナス三・三%、二・三ポイントの悪化に変化をしております。
また、医業利益が赤字の病院の割合、これにつきましては六四・八%から六九・〇%へ四・二ポイントの増となっております。また、経常利益が赤字の病院の割合は五〇・八%から六一・二%、一〇・四ポイントの増と変化していることが示されていると…
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314
田村貴昭(共産)
経営は悪化、赤字は増える、本当に深刻な状態ですよね。病床利用率は上昇傾向にあるんです。診療報酬など医業収益は若干増加しているんですけれども、人件費、材料費、委託費、そして水光熱費、こうした経費が収入を上回っています。診療報酬は公定価格で、医療機関だけの努力ではもう赤字解消には限界があるとみなさなければなりません。
六つの病院団体は、病院が危機的状況、地域医療は崩壊寸前、このままでは、ある日突然、病院がなくなりますと国民に対して訴えています。現に、病院、診療所の倒産は、二〇二四年、昨年、これは過去最高です。六百四十一件に上ったと帝国データバンクが発表して…
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315
福岡資麿(自民)厚生労働大臣
先ほど調査もお示しいただきましたが、医療機関においては今大変厳しい状況に直面していると認識をしております。
政府といたしましては、令和六年度診療報酬で賃上げ等に関する措置を講じましたが、その後も物価高騰等が続いております中で、補正予算において、重点支援地方交付金の積み増しに加えまして、緊急的な支援パッケージによる医療機関への支援を盛り込み、令和七年度予算では、低所得者に配慮しながら、医療機関の入院時の食費基準の引上げなどを行ったところでございます。
まずは必要な支援が現場に行き届くよう取り組みますとともに、これから現場に行き届く補正予算の効果であった…
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- (上の発言)
316
田村貴昭(共産)
診療報酬後の改定で病院を見たところ、経営体を見たところ、大変な状況にある。だから、今すぐの手だてが必要なんです。
WAM、福祉医療機構は、赤字医療機関支援のために、無利子の経営資金、長期運転資金融資を創設すると新たに打ち出したというふうに聞いております。有利子では負担の減少にならないという声に応えて、無利子枠を設けたというふうにされています。
多くの医療機関は、高額の医療機器の購入等のために多額の借金を抱えています。コロナ禍で実施されたWAMの新型コロナ対応融資でも借金を増やしています。この借金がどういう影響を与えているか。
資料を一枚お配りしています。六病院団体の資料ですけれども、御覧ください。
円グラフの赤い部分です。債務償還の原資がマイナスになっている医療機関が四二%に上っています。これは、毎年の経営の中からは借金返済ができないという状況です。そして、一般的に破綻先とされる、償還まで三十年以上かかる医療機関が八%、合わせて半数の医療機関が破綻懸念先というふうに指摘されています。
赤字で経営が苦しい医療機関に無利子とはいえ更に借金を重ねるという事業が、経営支援になるということになりますかね。いかがでしょうか。
317
福岡資麿(自民)厚生労働大臣
先ほども申し上げましたように、令和六年度の報酬改定であったり、その後の補正予算、令和七年予算の対応については説明をさせていただきました。これらの取組の効果や足下の情勢変化もよく把握した上で必要な対応を検討していきますが、その間、資金繰りが厳しくなり、地域で医療が継続できなくなる事態は避けなければなりませんから、目下の対応といたしまして、医療機関であったり介護施設に対する福祉医療機構の融資を大幅に拡充することとし、今月八日より申請の受付を開始したものでございます。
引き続き、物価の動向、経営状況など、足下の情勢変化もよく把握しながら、必要な対応については…
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318
田村貴昭(共産)
借金を増やさずに返済を減らしていく、ここが要だと思うんですよね。借金に借金を重ねたら、やはり病院経営体、破綻してしまいます。ここを基本に対応していただきたいと思います。
具体的に聞きます。
新しい無利子融資で、WAMの新型コロナ対応融資などの既存の融資、借金とか、民間機関のこれまでの既存の融資、これにおける借換えは可能でしょうか。これが一点目。
もう一つ。病床削減をしたんだけれども実施時期の関係で病床数適正化支援事業に手を挙げられなかった医療機関は、無利子融資の上乗せの対象となるか。この二点について教えてください。
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319森森光敬子厚生労働省医政局長
お答え申し上げます。
御質問の中で、今般、大幅に拡充いたしました福祉医療機構による融資を新型コロナウイルス対応支援資金等の既存融資の返済に充てる、いわゆる借換えのような対応を行うということについては可能となっております。
また、今般の融資の更なる特例として、一定の要件の下で五年間の無利子融資が可能となっていますが、その対象については、令和六年度補正予算の病床数適正化支援事業に係る事業計画が提出された医療機関のほか、地域医療構想調整会議において合意を得て、今後、地域のニーズを踏まえた再編、減床を行う予定である場合には対象とするということとなっております…
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