森ようすけ (国民民主党)

2025年4月9日・第217回国会 衆議院 厚生労働委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 303 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 393 発言)

国民民主党の森ようすけでございます。

本日は、質疑の機会をいただきまして、ありがとうございます。

今回の法案では、医薬品の品質、安全性の確保の強化策でしたり、安定供給体制の強化に関する規定などが設けられているところでございます。医薬品をめぐっては様々な不正事案が起きていたことや供給不足が生じていたことを踏まえて、こうした改正の方向性については理解ができるものでございます。

一方で、採算が取れないような価格にまで薬価が引き下がってしまっている実態を是正しないことには、根本的な解決にはつながらないのではないでしょうか。薬価の中間年改定も含めて、薬価が削られやすい傾向にあることが、昨今の医薬品不足や不正事案の発生の大きな要因になっていると考えております。

品質の高い医薬品を安定供給するためにも、必要な人材の確保、設備投資を事業者側が実施するためには、もちろんその分の経営コストが発生するわけです。公定価格で単価が決まる市場ですから、こうした体制整備も考慮した上での薬価の設定が重要になってくるというふうに考えているところです。

先日の日経新聞に、重要薬の八割、配送採算割れ、抗生剤など安定供給リスク、こうした記事がございました。医薬品の卸の会社が抗生物質など医療上不可欠な薬の八割を採算割れで配送している、薬の原価でしたり配送にかかるコストを納入先の医療機関などに十分に価格転嫁ができていない実態がある、こういうふうに報道がされているところでございます。これは卸に関する記事ではありますが、薬価の見直しの影響も受けて、医薬品業界全体で経営体力がなくなってきている現状だと認識しております。

そこで、まず福岡大臣にお伺いいたします。

今回の法案に規定する医薬品の品質や安全性の確保、安定供給体制の強化、活発な創薬が行われる環境整備は重要なことではありますが、根本となる医薬品産業の基盤強化に向けて、どのような取組を政府として行っていますでしょうか。お願いいたします。

前後のやりとり

299の発言を見る

307の発言を見る