ありがとうございます。
百五十六例を実施したと申し上げましたけれども、実施薬局は二桁でありますので、確率としては非常に少ない例しか実行できなかったということはございます。
その一つの理由が、先ほど同意書の話をいたしましたが、もう一つが、やはりこれだと、逆に任せてしまった方が煩雑になると。
今回、手順書上は、一包化に限るというふうになっておりましたので、一包化の手作業、そこの部分を機械に任せるというところだけをしたので、それでは、例えば貼り薬、湿布が出ている方であるとか、あと漢方薬が別包で出ている方とかは対象から外れてしまいます。そうすると、一包化の部分だけをほかの薬局にお願いして、また戻ってそれをやるんだったら、まさに業務フローがぐちゃぐちゃになるので、そうすると、安全性の観点からもそれはお願いできないということで少なくなったという点がございます。
ですので、これは議論でも事前にあったところではございますが、一包化に限らない部分というものはいずれかの時点でやはり検討していただきたいということできましたので、今回の改正案の中でもそういった方向性でお話が進めばいいなというふうに思っています。
それからもう一点は、医薬品が非常に高額になっておりまして、抗がん剤を含めて、薬局で、一錠何万円とか一箱百万円とか、そういったものを在庫しなくちゃいけないというふうになっています。
今回、薬機法の施行規則の十一条の十一というところで、薬局開設者は、処方箋を応需した場合に、その処方箋を応需した薬局の薬剤師さんにその薬局の中で調剤をさせないといけないという、これは当然だと思うんですけれども、そうなると、そこの薬局に在庫していないものは調剤できないということになります。
もちろん、それは取り寄せればいいわけですけれども、例えば十錠の薬があって八錠余ってしまった際に、その八錠が一錠数万円ということになると、中小の薬局にとってはそれは非常に大きなことになりますし、現に、それが大きな経済的なマイナスになって、経営を諦めざるを得なかったという薬局も出ておるというふうに聞いておりますので、やはりその取りそろえの部分、そこの部分も含めてできるようにすることが、かかりつけの薬局をずっと使い続けていただく上でも重要じゃないかなというふうに考えています。
以上です。
40
梅村聡(維新)
ここでいきなり、手順書を簡単にしてくれというのは言いにくいと思いますけれども。
要は、申し上げたいことは、命とか健康に関わるためにチェックしなければいけないことと、形式上守っているか守っていないことがごっちゃになって査察を受けたりしていることが、やはりメーカーからしたらこれは非常に重荷なんじゃないか、私はそういうことを考えるんですが、福井参考人、こういったこと、実際に今回の審議会等でも話題に出たのかどうか、ちょっと記憶にあれば教えていただきたいと思います。
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41福福井次矢学校法人都築学園日本薬科大学学長
ありがとうございます。
手順書のところのレベルまで私たちがディスカッションした記憶は余りないんです。申し訳ありません。私自身、後発医薬品が突然供給されなくなったということで驚いた記憶はございます。少量多品目で製造のシステム自体がなかなか追いついていけないということも、実はその頃初めて知ったのが正直なところでして、済みません、余り役に立ちませんで。
この発言のページ
42
梅村聡(維新)
これは、実際の製造メーカーさんと、あと行政との間の手続の問題でありますので、我々議員も、そういった課題があるということを是非共有をしておきたいなというふうに思います。ありがとうございます。
それでは、続きまして狹間参考人に。
今日は、大阪から来ていただきまして、ありがとうございます。狹間参考人に来ていただきました理由は、今日も御説明の中にありましたけれども、国家戦略特区に大阪府、大阪市と共同提案をして、そして調剤業務の一部外部委託、これの実証実験をされたということで今日は御説明をいただきました。
今回の法案の中にもそういったものが含まれておるんです…
この発言のページ
- (上の発言)
43狹狹間研至ファルメディコ株式会社代表取締役社長/医療法人嘉健会思温病院理事長
ありがとうございます。
百五十六例を実施したと申し上げましたけれども、実施薬局は二桁でありますので、確率としては非常に少ない例しか実行できなかったということはございます。
その一つの理由が、先ほど同意書の話をいたしましたが、もう一つが、やはりこれだと、逆に任せてしまった方が煩雑になると。
今回、手順書上は、一包化に限るというふうになっておりましたので、一包化の手作業、そこの部分を機械に任せるというところだけをしたので、それでは、例えば貼り薬、湿布が出ている方であるとか、あと漢方薬が別包で出ている方とかは対象から外れてしまいます。そうすると、一包化の部分だけをほかの薬局にお願いして、また戻ってそれをやるんだったら、まさに業務フローがぐちゃぐちゃになるので、そうすると、安全性の観点からもそれはお願いできないということで少なくなったという点がございます。
ですので、これは議論でも事前にあったところではございますが、一包化に限らない部分というものはいずれかの時点でやはり検討していただきたいということできましたので、今回の改正案の中でもそういった方向性でお話が進めばいいなというふうに思っています。
それからもう一点は、医薬品が非常に高額になっておりまして、抗がん剤を含めて、薬局で、一錠何万円とか一箱百万円とか、そういったものを在庫しなくちゃいけないというふうになっています。
今回、薬機法の施行規則の十一条の十一というところで、薬局開設者は、処方箋を応需した場合に、その処方箋を応需した薬局の薬剤師さんにその薬局の中で調剤をさせないといけないという、これは当然だと思うんですけれども、そうなると、そこの薬局に在庫していないものは調剤できないということになります。
もちろん、それは取り寄せればいいわけですけれども、例えば十錠の薬があって八錠余ってしまった際に、その八錠が一錠数万円ということになると、中小の薬局にとってはそれは非常に大きなことになりますし、現に、それが大きな経済的なマイナスになって、経営を諦めざるを得なかったという薬局も出ておるというふうに聞いておりますので、やはりその取りそろえの部分、そこの部分も含めてできるようにすることが、かかりつけの薬局をずっと使い続けていただく上でも重要じゃないかなというふうに考えています。
以上です。
44
梅村聡(維新)
ありがとうございます。
もう一つお伺いいたしますが、零売薬局、零売の販売、これについても、先ほど、あくまでも補完的にやるものだ、そういう御答弁というか、発表いただきましたけれども、我々も、実は我が党もこれは大分議論をしたんですが、零売がいいか悪いかという前に、いわゆる薬剤師さんが実は患者さんの本当の病名を知らない。表向きはそうなんですね。昔は院内薬局がほとんどでしたから、カルテは多分見ていたと思うんです、入院患者さんも外来の方も。今、医薬分業になったことによって出てきた脆弱性がそこに当たるわけなんですね。
我々としては、処方箋に病名を書けとまでは言い…
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45狹狹間研至ファルメディコ株式会社代表取締役社長/医療法人嘉健会思温病院理事長
ありがとうございます。
まず、病名は処方箋に書いていませんので、例えば抗がん剤一つ取っても、抗がん剤ということは分かるんですけれども、どこの部位のがんかが分かりませんし、ファーストラインなのかセカンドラインかも分からないので、薬剤師さんは、非常にセンシティブな薬だけれども、いつもの薬以上にちゃんと説明できないというジレンマがうちの薬局でもやはりあります。
ですので、医療情報のネットワークが完結する中で、やはり医師の診断名、それからもう一つは処方意図、そういったものがきちっと薬剤師さんに分かるということで、これはどこが変わるかというと、薬剤師さんから医…
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梅村聡(維新)
ありがとうございます。
ですから、現時点でも、やはり改善をした上で法改正なりなんなりで実効性を担保していく、これが非常に重要なことではないかなというふうに思います。
済みません、天野参考人と柳本参考人にも聞きたいことが実はあったんですけれども、時間が来ましたので、これで終わらせていただきます。
今日は、五名の皆様、本当にありがとうございました。
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