佐藤暁アドバイザリー・ボード会員/原子力コンサルタント

2025年6月3日・第217回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 92 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 113 発言)

お答えいたします。

スモール・モジュラー・リアクターの現実性という御質問かと思います。

これは既に経済評価も一部してありまして、数字は出ているんですけれども、問題はそれの信頼性。といいますのは、これは、時系列的に言えば、大型軽水炉の経済性がうまくいかなかったから、その逆に小型化しよう、そういう発想で生まれてきたわけなんですけれども、その直前の大型軽水炉がこれだけでできると、一キロワット当たりアメリカで二千ドルというふうなことを豪語していたわけですけれども、実際はその数倍かかっているわけです。

というような実績がありますと、六千ドルぐらいでできるというふうに言っていたスモール・モジュラー・リアクターが本当にでき上がってみるとどうなるかというようなところに大きな懸念がある。

安全性に関しては、確かに、非常にパッシブ化しておりまして、安全性は非常によくなっているというふうに評価することができます。ですけれども、やはり最終的な決め手は経済性で、そこに大きな不確定要素がまだあるというふうに思っております。

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