近藤駿介アドバイザリー・ボード会員/東海大学国際原子力研究所所長

2025年6月3日・第217回国会 衆議院 原子力問題調査特別委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 71 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 113 発言)

なかなか難しい御質問で。必要不可欠と規制当局が考えて、これを整備しなさいとしているわけですから。そういう意味で、全体合理性の観点からどうかということを申し上げたんです。

ただ、すぐあるべき反応は、規制委員会は全体的合理性を追求することをミッションにしていないと言われたら、それでおしまいなわけで。つまり、何を申し上げたかというと、私は、原子力基本法を御覧になってみると、もうすっかり書き換えられてしまって、放射線利用すら入っていないような、に近いような、発電、発電で書かれてしまっていて、余り、しかし、そのエッセンス、本来、基本法だから基本哲学が書かれているはずなのに、それが書かれていないことに端を発していろいろな問題が起きているのかなということを申し上げたわけで。

そういう意味で、今は、権利を持って、決定する責任を持っているのは規制委員会ですから、本来、それは当然、憲法の羈束で裁量権が羈束されているわけですけれども、そのことについて、憲法が何を要求しているかについての一般的な議論もどこでもなされていない。

そこで、今日はあえてそのことについて、私は、今日申し上げたかったのはそこなんです、一番申し上げたかったのは。比例原則なりについて、社会的に憲法が要求しているんだよということについて、皆さんがそう思っておられるのかどうかを確認したくて、今日はあえて発言させていただいた次第でございます。

以上です。

〔委員長退席、岩田委員長代理着席〕

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