奥家敏和経済産業省大臣官房審議官

2025年4月11日・第217回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 93 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 210 発言)

お答え申し上げます。

AIは、国の競争力や社会の豊かさを左右する重要な技術である一方で、委員御指摘のとおり、様々なリスクをもたらし得る技術でもあるというふうに認識しています。

こうした問題認識から、我が国がリーダーシップを発揮して、二〇二三年のG7広島サミットにおいて、人間中心主義などの尊重をうたう、高度なAIシステムを開発する組織向けの広島プロセス国際指針などをまとめています。

こちらを踏まえまして、AIシステムを開発、提供、利用するそれぞれの事業者が、リスクに応じて適切なガバナンスを利かせるように、人間中心、プライバシー保護など十個の指針を示したAI事業者ガイドラインを昨年四月に策定し、本年三月に更新を行うとともに、周知活動を行ってきています。

また、昨年設置しましたAIセーフティ・インスティテュート、いわゆるAISI、こちらは、国内外の関係機関と連携を図りながら、AIセーフティーに関する技術的な評価手法などを示しています。

さらに、本年二月です、AIの利用、活用に関する契約チェックリストというものを公表しました。AIに提供されるデータ、個人データのようなものとか含めて、こうしたものが不適切に利用されるリスクなどがあることを踏まえまして、事業者が慎重に検討して契約することを促しています。こうした取組によりまして、契約締結に当たっての懸念やリスクを低減させて、AI利用を推進する環境づくりを行っています。

今国会では、内閣府が中心となりまして、国として、AIのイノベーションの促進とリスク対応を両立するためのAI法案を提出しています。関係省庁と連携しながら、我が国が世界で最もAIを開発、活用しやすい国となることを目指してまいりたいというふうに考えています。

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