角倉一郎環境省環境再生・資源循環局次長

2025年6月3日・第217回国会 衆議院 環境委員会 第10号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 212 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 251 発言)

お答え申し上げます。

ただいま御指摘いただきましたとおり、SAF原料確保の観点から、家庭用廃食用油の回収が極めて重要であると私どもとして考えております。しかしながら、現状、家庭用廃食用油を分別収集している市町村が全体の約三割にとどまっていることを、私どもとしてこれは大変重い課題だと認識しております。

こうした状況を踏まえまして、環境省では、市町村による家庭用廃食用油の回収体制整備に向けた取組を後押しするため、一般廃棄物の標準的な分別収集区分を示した一般廃棄物処理システム指針を令和七年三月に改定いたしまして、廃食用油を標準的な分別収集区分の一つとして位置づけるとともに、令和六年度補正予算におきまして、廃食用油を含む地域の資源性廃棄物の回収、選別、再資源化に係る技術実証等について新たな支援メニューを設けさせていただいたところです。さらに、今年度より廃食用油の分別収集に要する経費について、新たに特別交付税措置を講ずることとされているところでございます。

また、民間企業と連携した取組につきましては、先ほどお話しいただきました横浜市の事例のほかにも、例えば、岡山県岡山市において、回収した廃食用油をもとに民間企業にてバイオディーゼル燃料を製造し、ごみ収集車の燃料として使用している事例もございます。こうした事例について、環境省では事例集を作成し周知させていただいているところです。

本年九月に大阪にて開催する予定としております資源循環自治体フォーラムの場などを活用して、民間企業との連携事例を含め、廃食用油の回収、活用に関する好事例を地方自治体へ更に周知をしてまいりたいと考えております。

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