まあ正直言って、撤廃ということになるとハードルは高いです。昨日も衆議院の方でお答えしましたが、私、六十四歳ですよね。例えば、私が政治家を七十歳で引退して新規就農しますといって、果たして六百万、私に渡すことが国民理解が得られるかというと、なかなか厳しいじゃないですか。年齢制限の話ですけどね。
そして、やはり、これまでの農林水産省の議論の中では、親元にはまず農地がある、新規就農は農地も持っていない、そして機械もある、新規就農は機械もない、そして知見もない、何も持っていないから全面的にサポートしようということだったんですよ。
しかし、それでは足りないだろうということをずっと私も自民党の中にあって言ってきましたが、なかなか解決できませんでした。そして、たまたま今回大臣になれたので、何としてもこれはやるぞと、構造改革なんだからということで、まあ年齢制限は外せませんでしたけれども、かなり要件は思いっ切り緩和しました。余りハードルを下げた下げたと言うと、後ろの役所の人たちがざわざわとしますので、余り踏み込んだことを言わないようにしますが、ただ、例えば親がキュウリを作っているハウスで、ピーマンを作っている、そこにCO2発生装置を入れる。そんな高いものじゃないですよ。でも、これで生産性の向上は確実に見込めますから、それをやることによって支援の対象になるということであれば、私はかなりの数の方が手を挙げてくるんではないかなと予想しています。
ですから、また予算の話になって、田名部先生、大変申し訳ないんですけど、どれだけの手が挙がってくるかをまずは見極めたいと思います。もうこれ受け切れないということになれば、また予算の要求も当然しなきゃなりません。来年の当初でできればいいですけれども、補正でやるのか、いろいろ考えなきゃなりません。そして、その状況を見極めた上で、七十歳以上でもいいのか、例えば八十歳の人でも新規就農として認めるのか。撤廃ということになると年齢制限なしですから、それはちょっと合理性に欠ける。
やはり若い人が就農してくれれば長く農業をやってくれるわけですから、国の税金を使う以上は投資効果が高い方がいいですよね、それはやっぱり。十年ぐらいしかやってくれない人よりも五十年やってくれる人にお金をあげた方がいいじゃないですか。国でもスタートアップ企業にお金を出すのと同じように、そういう勇気のある方々に支援をするということで差を付けたというのが現状でありますが、できる限り今後の趨勢を見守りながら制度は不断に見直していきたいと考えております。
42羽羽田次郎(立憲)
しっかりした予算と人員の確保も行っていただくということで、とにかく合理的というよりは適正な価格形成、これをしっかりと進めていただきたいと思いますので、是非ともその点よろしくお願いいたします。
江藤大臣、就任時の記者会見で、合理的な価格形成の仕組みの法制化の検討を進め、次期通常国会に関連法案を必ず提出すると御発言されております。
合理的な価格形成の仕組みがどのようなものか、これまでの検討状況、そして法制化の方向性について伺いたいと思います。
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江藤拓(自民)農林水産大臣
委員から合理的という言葉についてコメントがありました。これは党内で議論するときにも大変苦労した言葉なんですよ。適正というのも候補には挙がりました、正直なところですね。じゃ、どっちから見て合理的なのか、最終消費者から見て合理的なのか。合理的であれば、やはり全てのサプライチェーンの人たちが納得する水準が合理的なんだろうということで、合理的という言葉に落ち着いたんですが、この言葉の選択にはいろいろ経緯があったということを若干御紹介させていただきたいと思います。
これまで、農家の方々の一番の気持ちとしては、我々は価格形成に一切関与できないじゃないかと、作って、…
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44羽羽田次郎(立憲)
早急に農業従事者の皆さん安心させるためにも法制化されるということ、その思いは理解できましたが、どういった形でそれを、本当に適正な価格になるような、そうした法案ができるのかどうかというのもちょっと、どうなのかなというのがよく分かりませんでしたし、やはりその食料システム全体の中ではどうしても消費者寄りの価格形成になるという、やっぱりその不安がありますので、やはり少しでも生産者に寄り添ったそうした価格形成ができるように、法律、法案を出していただきたいなというふうに思います。
次に、担い手、新規就農支援の在り方について伺いたいと思います。
農業の担い手の確保…
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- (上の発言)
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江藤拓(自民)農林水産大臣
まあ正直言って、撤廃ということになるとハードルは高いです。昨日も衆議院の方でお答えしましたが、私、六十四歳ですよね。例えば、私が政治家を七十歳で引退して新規就農しますといって、果たして六百万、私に渡すことが国民理解が得られるかというと、なかなか厳しいじゃないですか。年齢制限の話ですけどね。
そして、やはり、これまでの農林水産省の議論の中では、親元にはまず農地がある、新規就農は農地も持っていない、そして機械もある、新規就農は機械もない、そして知見もない、何も持っていないから全面的にサポートしようということだったんですよ。
しかし、それでは足りないだろうということをずっと私も自民党の中にあって言ってきましたが、なかなか解決できませんでした。そして、たまたま今回大臣になれたので、何としてもこれはやるぞと、構造改革なんだからということで、まあ年齢制限は外せませんでしたけれども、かなり要件は思いっ切り緩和しました。余りハードルを下げた下げたと言うと、後ろの役所の人たちがざわざわとしますので、余り踏み込んだことを言わないようにしますが、ただ、例えば親がキュウリを作っているハウスで、ピーマンを作っている、そこにCO2発生装置を入れる。そんな高いものじゃないですよ。でも、これで生産性の向上は確実に見込めますから、それをやることによって支援の対象になるということであれば、私はかなりの数の方が手を挙げてくるんではないかなと予想しています。
ですから、また予算の話になって、田名部先生、大変申し訳ないんですけど、どれだけの手が挙がってくるかをまずは見極めたいと思います。もうこれ受け切れないということになれば、また予算の要求も当然しなきゃなりません。来年の当初でできればいいですけれども、補正でやるのか、いろいろ考えなきゃなりません。そして、その状況を見極めた上で、七十歳以上でもいいのか、例えば八十歳の人でも新規就農として認めるのか。撤廃ということになると年齢制限なしですから、それはちょっと合理性に欠ける。
やはり若い人が就農してくれれば長く農業をやってくれるわけですから、国の税金を使う以上は投資効果が高い方がいいですよね、それはやっぱり。十年ぐらいしかやってくれない人よりも五十年やってくれる人にお金をあげた方がいいじゃないですか。国でもスタートアップ企業にお金を出すのと同じように、そういう勇気のある方々に支援をするということで差を付けたというのが現状でありますが、できる限り今後の趨勢を見守りながら制度は不断に見直していきたいと考えております。
46羽羽田次郎(立憲)
かなり時間が差し迫ってきているので、最後の質問に飛んでいきたいと思いますが、収入保険制度についてもお聞きする予定でしたけど、ちょっと時間がないので。
ただ、収入保険制度というのは、これ必要な、十分なメリットも、つなぎ融資があるとか、収入の減少補填とか、栽培品目を問わないとか、メリットがあるのは確かだと思うんですが、ただ、この今農産物の価格の低下が続く状況においては補償に係る基準収入も下がっていく、そして生産コストは賄えないというふうな声もあり、また現在のように様々なコストが高止まりしている状況で農産物の価格が上昇しない状況においてもやはり生産コストは賄…
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江藤拓(自民)農林水産大臣
先ほど申し上げましたように、全ての政策は検討の俎上にある。ですから、様々、中山間だったりゲタであったり環境支払だったり、いろいろありますが、そういったものは時代の趨勢、要求に従って随時措置されたものであって、政策効果は十分に発揮しているというふうに思います。
しかし、それがこのままでいいという既成概念にとらわれてはいけないと思っています。ですから、昨日、委員会の中でも答弁をいたしましたが、これは一度検討したいと思っています。全ての政策が検討の俎上にある以上、直払いの在り方も考えなきゃいけない。昨日、玉木前代表との話の中では、例えば中山間地域直払い、これ…
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48羽羽田次郎(立憲)
よろしくお願いします。
ありがとうございました。
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