江藤拓 (自由民主党)農林水産大臣

2024年12月19日・第216回国会 参議院 農林水産委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 30 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 292 発言)

エールを賜りましてありがとうございます。

自分も覚悟を持ってこの職に就かせていただきました。石破総理からは大変御苦労を掛けるがよろしく頼むと言われたので、決心をいたしました。

これから、ある場面では批判を恐れずに、そして昨日の玉木前代表との議論でもお話ししましたけれども、大臣に就任して次の日に、全ての農業政策をテーブルにのせろと、全てが再検討、検証の対象であるということを申し上げました。

ですから、直払いについても様々あります。中山間があったり環境支払があったりゲタがあったりですね、様々ありますが、そういったものを統一した方がいいんじゃないか、分かりやすくした方がいいんじゃないか、フラットにした方がいいんじゃないかという御指摘も、昨日、玉木前代表からいただきました。その考えについては否定するものではありません。それぞれのものには政策目標があって、その時代時代に即して作ったものではありますけれども、それをこの構造転換が必要だという五年の初年度にどう触っていくのかというのはしっかりとした議論が必要だと思っています。

そして、先生がおっしゃるように、これから農地をどうするのか、今四百三十三万ヘクタール、二十五万、いわゆる耕作放棄地がございます。これ、四百三十三万ヘクタールでは食料自給率一〇〇%は到底、当たり前ですが達成できません。一〇〇%を達成しようと思えば、この三倍以上の農地が必要であります。

じゃ、今の現下のこの一次産業の状況の中で一〇〇%を目指して農地を三倍に増やすことは果たして現実的かというと、現実的でないかもしれません。ただ、安全保障を議論するということであれば、生産基盤の基本は農地と、そしてそこに生産をしてくれる人ですから、農地と人を確保するということについて目を背けてはいけないと思うんですよ。四百三十三万しかないんだと、これからも減っていくんだ、耕作放棄地、耕作放棄が増えるのは仕方がないんだということではなくて、まずこの二十五万をどうやって解消するのか。そして、四百三十三万もどうやって、もう完全に荒れ地になったところもありますから、更に農地に戻していくのか。そして、新たな担い手もしっかり農地に入れて、農地所有適格化法人なんかについても要件の緩和をいたしました。

ですから、食品産業の方々にも是非参入をしていただいて、時間のようでありますからこれぐらいでやめますが、しっかりこれから議論をさせていただいて、将来の農政の在り方を考えていきたいと考えております。

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