向井康二公正取引委員会事務総局官房審議官

2024年12月23日・第216回国会 参議院 消費者問題に関する特別委員会 第3号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 82 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 102 発言)

お答えいたします。

委員御指摘のパートナーシップによる価値創造のための転嫁円滑化施策パッケージでございますが、こちらは令和三年十二月に政府横断的に価格転嫁を推進するという観点から関係省庁の連名で取りまとめたものでございます。

これに基づきまして、公正取引委員会では、独占禁止法や下請法の執行強化、そして今御指摘のございました調査、これにつきまして令和四年、令和五年、令和六年、三回におきまして調査をしてございます。

そして、昨年ではございますが、内閣官房との連名で労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針を策定いたしまして、周知徹底を行っているところでございます。

そして、委員御指摘のとおりでございますが、令和六年度の特別調査、こちらにつきましては先週の月曜日に公表したところでございまして、指針の認知度につきましても調査をいたしまして、その結果、四八・八%ということで、認知度は全体として半数程度にとどまっているということでございました。一方で、指針を知っている者の方が知らない者よりも取引価格の転嫁をより行えているということも確認されたところでございます。

このように、サプライチェーン全体での適切な価格転嫁を実現するためにはこの指針の周知が極めて重要であるというふうに考えてございまして、公正取引委員会におきましては、これまで内閣官房、中小企業庁との共催で全国八ブロックで指針の内容、活用方法に関する企業向けの説明会を実施をしております。そして、中小企業向けのプッシュ型広報、広聴企画を実施してございます。そして、啓発動画の作成、ラジオ番組への出演、テレビ、ラジオCMでの広告など多様な方法によりまして指針の周知を進めてきたところでございます。また、先月から今月にかけましては、政府広報と連携いたしました動画広告につきまして、電車やタクシーなどの交通広告のほか、ウェブ広告などによりましても周知を行っているところでございます。

今回の調査結果も踏まえまして、引き続き、事業所管官庁とも連携いたしまして、今後開催が予定されております地方版政労使会議の機会なども活用しながら、来年の春闘に向けて指針の更なる周知徹底と指針に基づく取組の徹底に取り組んでまいります。

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