これ、四年半もの間、相場操縦を行っていたという重大な事態なんですね。
これによってどういう影響が出たのか、また、JERAはどのぐらい不当な利益を得たのでしょうか。
2024年12月19日・第216回国会 参議院 経済産業委員会 第2号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 135 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 168 発言)
これ、四年半もの間、相場操縦を行っていたという重大な事態なんですね。
これによってどういう影響が出たのか、また、JERAはどのぐらい不当な利益を得たのでしょうか。
アンケートでフォローし切れない九八%の会社をどのように見ていくかということも是非お考えをいただけますことを改めてお願い申し上げまして、質問を終わりたいと思います。
ありがとうございました。
日本共産党の岩渕友です。
電気は、命、暮らし、事業にとってなくてはならないものです。この電力の市場をゆがめる深刻な問題が起きました。東京電力と中部電力が出資をして設立されたあのJERA、これ国内電力発電量の三割を占める最大手ですよね、このJERAが電力の取引市場で相場操縦に当たる行為をしていたとして、電力・ガス取引監視等委員会、電取委ですね、この電取委は十一月十二日にJERAに対して業務改善勧告を行いました。
この勧告の概要について簡潔に紹介してください。
お答え申し上げます。 当委員会の調査により、JERAは、遅くとも二〇一九年四月から二〇二三年十月までの間、卸電力取引所が開設するスポット市場において、市場相場を変動させる認識を有しながら、停止する発電ユニットの余剰電力の一部を供出していなかったことが分かっております。 このため、当委員会における審議を経て、同社による市場への未供出については、国の適正な電力取引についての指針における相場操縦に該当すると判断し、本年十一月十二日に同社に対して業務改善勧告を実施しております。 勧告の内容としては、具体的には、JERAに対して、市場への入札プロセスを総点検…
これ、四年半もの間、相場操縦を行っていたという重大な事態なんですね。
これによってどういう影響が出たのか、また、JERAはどのぐらい不当な利益を得たのでしょうか。
電力・ガス取引監視等委員会としては、JERAからの報告を踏まえ、少なくとも、遅くとも二〇一九年四月から二〇二三年十月までの約四年間は同社が売惜しみによる相場操縦を行っていたと判断をしております。 この間において、市場が高騰し、同社の売惜しみによる電力量が多い数日を抽出し、その影響を試算しております。その結果、特に影響が大きいある一日については、JERAの相場操縦行為によって一キロワットアワー当たりの市場価格を五十円以上上昇させ、一日で一億円以上の利益を不当に得ていたことが判明しております。また、影響の大きかった特定の三日間では、卸電力市場における買手に…
今答弁にあったように、一日最大一億円もの利益を不当に得ていたこともあるということなんですよ。
それで、大臣、電力最大手であるJERAによる相場操縦という事態は、本来自由な競争が行われるはずの電力市場をゆがめていると。この電力価格がつり上げられたというふうになれば、消費者にとっても、そして競争力の弱い新電力にとってもその影響は計り知れないんですよね。これ、ゆゆしき事態だというふうに考えるんですけれども、大臣の認識を伺います。
我が国で最大の発電能力を今先生おっしゃったとおり持っているJERAがですよ、こんな余剰電力の全量をスポット市場に供出せず、市場価格を不当に変動させていたということは誠に遺憾であると思っております。
同社からは改善措置についての報告書が提出をされているところでありますけれども、今後、これを委員会において精査をし、必要な措置が講じられるものと認識をしております。JERAにおいては、委員会の審議を踏まえ、再発防止に向けて真摯に対応してもらいたいと思っています。