上村英明 (れいわ新選組)

2024年12月18日・第216回国会 衆議院 内閣委員会 第4号(外部サイト、新しいタブで開きます) の 270 番目の発言(外部サイト、新しいタブで開きます)(全 380 発言)

ありがとうございます。

今、文部科学省の方がおっしゃられたとおりなんですけれども、アイヌ民族の方たちが札幌でそういうイベントを開かなくちゃいけなかった背景は何かというと、御覧になったら分かるように、これは盗掘なんです。今、我々が誰かの墓を勝手に掘って遺骨を持ち出したら、これは犯罪です。犯罪なんです。

実は、幕末のときには、イギリス人が持ち出したアイヌの遺骨を、当時の江戸幕府がちゃんとした対応をしています。これは日本の法律に照らしても違法だということで、イギリスの領事館の人を呼んで、それを裁判にかける。なかなか裁判にかからなかったので、すごい工夫をされて、と同時に、ロシアやドイツの公使を一緒に呼んで、イギリスの領事館が勝手なことを言えないように工夫をした後で、遺骨の返還というのを実現しました。

そういう意味でいけば、むしろ今の時代の方が、こうした、盗掘によって集められて、あるいは雑多に保管されている問題に責任を負わなくちゃいけないのは、実は国立大学であったり、こうした研究者の機関なんですけれども、現実には何かというと、研究者が責任を持って、自分たちはこんなことをしたのでここを返したいけれどもどうでしょうかという話をしているんじゃなくて、希望があったら返しますからどうぞ手を挙げてくださいみたいな、力関係が逆転しているということになり、さらに、その手続が内閣府の難しい申請書になり、さらに、その申請書を受けるかどうかと一年ぐらい審査期間があるとかという中で、何で自分たちが経験したことがこんな制度で落とし込まれているのか。

これは、二〇一八年にこのガイドラインが文部科学省の中ででき上がっているんですけれども、それに対する、六年たって、この問題をどういうふうに改善すればいいのか、できるのかということを政府の方ではどういうふうにお考えかというのをちょっと御意見、伺えればと思います。

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