中谷大臣、ありがとうございます。
まさに、我が国自身の判断として防衛費の対GDP比二%を確保するという決意だと思います。これはまさに我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増しているという中で、他国が我が国に侵略してきた、そういう場合に、同盟国の当然支援を受けつつということではございますが、これを阻止し、また排除できるようにするために必要な防衛予算の目標値だと受け取りました。
では、この水準が他の西側先進国と比べて多いのか少ないのかということでございます。
お手元に資料をお配りしておりますので、御覧をいただければと思います。
これは、二〇二四年のNATO加盟国の国防費がGDPに占める割合を示しております。これを見ると、二%の水準を超えている国は三十二か国中二十三か国です。この中には、日本と同じくロシアと国境を接するフィンランド、ルーマニア、ブルガリア、トルコが含まれています。日本はNATO加盟国ではありませんので同列に考えることはできませんが、ロシア、中国、北朝鮮と国境を接する我が国は、アメリカとの同盟関係の下、どれくらいの防衛予算を確保すれば国民の安全を守れるのか、冷静な議論が必要だと思います。
政府は、防衛力整備計画の中で、令和五年度から令和九年度までの五年間で四十三兆円の防衛予算が必要だと示しました。しかし、国民の皆様への説明が十分になされていないのではないかと感じます。その必要性、具体的な内容を国民の皆様に分かりやすく御説明いただければ幸いでございます。
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遠藤敬(維新)
次に、西園勝秀君。
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西園勝秀(公明)
公明党の西園勝秀です。
初めての国会質問となります。どうぞよろしくお願いいたします。
二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない、いかなる暴力の威嚇や行使も国際紛争を解決する手段としてはもう二度と用いてはならない、さきの大戦への深い悔悟の念とともに、我が国はそう誓いました。法の支配を重んじ、ひたすら不戦の誓いを堅持してまいりました。
明年は、戦争終結から八十年の節目となります。しかし、中谷防衛大臣が所信表明演説で述べられたように、中国軍機による領空侵犯、北朝鮮による弾道ミサイル発射、ロシアの活発な軍事活動など、今、我が国を取り巻く安全保障環境は戦後最も…
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中谷元(自民)防衛大臣
委員御指摘のように、今、国際情勢、社会は、ロシアによるウクライナの侵略が示すように、深刻な挑戦を受けて、新たな危機に突入しております。いわば力による現状変更、今までは国際秩序ということで、余り力によって現状を変えるような国がありませんでしたけれども、近年、非常にこれが見られるようになりました。
我が国周辺におきましても、力による一方的な変更の試みの深刻化、また北朝鮮による度重なるミサイルの発射、戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面していると言えると思います。
こうした中で、安全保障戦略等の策定につきまして、現在、防衛力の抜本的強化に努めているわけで…
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- (上の発言)
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西園勝秀(公明)
中谷大臣、ありがとうございます。
まさに、我が国自身の判断として防衛費の対GDP比二%を確保するという決意だと思います。これはまさに我が国を取り巻く安全保障環境が厳しさを増しているという中で、他国が我が国に侵略してきた、そういう場合に、同盟国の当然支援を受けつつということではございますが、これを阻止し、また排除できるようにするために必要な防衛予算の目標値だと受け取りました。
では、この水準が他の西側先進国と比べて多いのか少ないのかということでございます。
お手元に資料をお配りしておりますので、御覧をいただければと思います。
これは、二〇二四年のNATO加盟国の国防費がGDPに占める割合を示しております。これを見ると、二%の水準を超えている国は三十二か国中二十三か国です。この中には、日本と同じくロシアと国境を接するフィンランド、ルーマニア、ブルガリア、トルコが含まれています。日本はNATO加盟国ではありませんので同列に考えることはできませんが、ロシア、中国、北朝鮮と国境を接する我が国は、アメリカとの同盟関係の下、どれくらいの防衛予算を確保すれば国民の安全を守れるのか、冷静な議論が必要だと思います。
政府は、防衛力整備計画の中で、令和五年度から令和九年度までの五年間で四十三兆円の防衛予算が必要だと示しました。しかし、国民の皆様への説明が十分になされていないのではないかと感じます。その必要性、具体的な内容を国民の皆様に分かりやすく御説明いただければ幸いでございます。
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中谷元(自民)防衛大臣
まず必要なのは防衛力の抜本的強化でございます。それは、国際情勢が戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に対峙をしていく極めて現実的なシミュレーション、これを始めとする様々な検討を行いまして、必要となる防衛力の内容を積み上げて、そして防衛費の規模、これを導き出しました。
この抜本的強化に当たりましては、七つの柱、これを立てました。
第一の柱は、スタンドオフ防衛能力の強化としまして、例えば、一二式地対艦誘導弾能力向上型などの取得です。そして、統合防空ミサイル防衛能力の強化といたしまして、〇三式中SAM改などの取得でございます。
第三には、無人アセット、これの…
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西園勝秀(公明)
大臣からの丁寧な御説明、ありがとうございます。ただいま七つの柱としての内容を御説明いただきました。私、軍事の専門家ではございませんので、このものがちょっと妥当かどうかというのは正直分かりませんので、専門家の意見を聞いて、是非、ちょっと私自身、検証してまいりたいというふうに思います。
なお、この度、今大臣が防衛予算の中に国民保護に関する予算が含まれているとおっしゃってくださいました。私、大変大事な視点だと思っております。本当に絶対にあってはならないことではございますけれども、万が一、国民が戦渦に巻き込まれるようなことがあった場合、一刻も早く国民を退避させ…
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遠藤敬(維新)
本日はお疲れさまでございました。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後五時五十八分散会
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